SFTPクライアントを使ってExcelファイルをアップロードする
SFTPクライアントを使うとExcelファイルをDomo SFTPサーバーにアップロードできます。ここでは、FileZilla SFTPクライアント(https://filezilla-project.org)を使ってアップロードする方法を説明します。ほかのSFTPクライアントを使うファイルのアップロード方法については、お使いのクライアントのマニュアルを参照するか、Google検索などを利用してください。
FileZillaを使ってDomo SFTPサーバーにExcelファイルを送信するには
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「Excelファイルに接続する」の説明に従って、ExcelコネクターをDomoで設定します。
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.pemファイルを使用マシンのディレクトリに移動します。この例では/sftpディレクトリを使っています。
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新しいDataSetのID(DataSetの[詳細]ビューの[アップロード方法]タブ内に表示)と同じ名前のExcelファイルを/sftpディレクトリ下に作成します。
たとえばDataSetのIDがcb4ba6a0-0934-440f-8572-1253b9f7525aの場合、Excelファイルの名前はcb4ba6a0-0934-440f-8572-1253b9f7525a.Excelとなります。 -
FileZillaのサイトマネージャーで新規サイトを作成します。
- [全般]タブで次のように設定します。
設定対象
手順
ホスト
DataSetの[詳細]ビューの[アップロード方法]タブに表示されるホスト名のURLを入力します。
ポート
「22」と入力します。
プロトコル
[SFTP]を選択します。
ログオンのタイプ
[キーファイル]を選択します。
ユーザー
DataSetの[詳細]ビューの[アップロード方法]タブにある[ユーザー名]の隣に表示される値を入力します。
キーファイル
ファイルブラウザで.pemキーを探します。
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先ほど設定したサイトへの接続を開きます。
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ローカルファイルウィンドウからリモートサイトウィンドウに、アップロードするExcelファイルをドラッグします。
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接続を切るか、FileZillaを終了します。
ここでファイルをDomoにアップロード中であると表示されます。
コマンドラインを使ってExcelファイルをアップロードする
Excelファイルは、コマンドラインクライアントを使ってDomo SFTPサーバーに送信できます。この方法はMacまたはLinuxシステム専用です。Windowsでは機能しない場合があります。
コマンドラインを使ってExcelファイルをDomo SFTPサーバーに送信するには
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「Excelファイルに接続する」の説明に従って、ExcelコネクターをDomoで設定します。
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.pemファイルを使用マシンのディレクトリに移動します。この例では/sftpディレクトリを使っています。
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新しいDataSetのID(DataSetの[詳細]ビューの[アップロード方法]タブ内に表示)と同じ名前のExcelファイルを/sftpディレクトリ下に作成します。
たとえばDataSetのIDがcb4ba6a0-0934-440f-8572-1253b9f7525aの場合、Excelファイルの名前はcb4ba6a0-0934-440f-8572-1253b9f7525a.Excelとなります。 -
/sftpディレクトリで次のコマンドを使い、SFTPサーバーに接続します。
sftp –i domosftpkey.pem username@mycompany.import.domo.com
ここでusernameは[アップロード方法]タブの[ユーザー名]に対応する値、domosftpkey.pemはお使いのキー名、mycompanyはお使いのDomoドメイン(お使いのDomoインスタンスのURLで「http://」のすぐ後に続く部分)です。 -
Excelファイルをアップロードするときは次のコマンドを使います。
put cb4ba6a0-0934-440f-8572-1253b9f7525a.Excel
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サーバーを終了するには「quit」と入力します。
サーバーを終了すると、Domoでファイルが処理中と表示されます。
サーバーに接続しようとすると、次のメッセージが表示される可能性があります。
この状況になったら次のコマンドを実行し、再度接続を試みます。
chmod 600 /sftp/domosftpkey.pem
この「domosftpkey.pem」は、自分のキーの名前です。
サードパーティのサービスを使ってExcelファイルをアップロードする
Excelファイルは、様々なサードパーティのサービスを使ってDomo SFTPサーバーに送信できます。こちらではAdobe Analyticsを使ってアナリティクスレポートを送信する方法を説明します。ほかのサービスを使ってファイルをアップロードする方法の詳細については、該当するサービスの資料を参照するか、Google検索などを利用してください。
Adobe Analytics ExcelファイルをDomo SFTPサーバーに送信するには
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「Excelファイルに接続する」の説明に従って、ExcelコネクターをDomoで設定します。以下のオプションが設定されていることを確認します。
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[キーを生成または選択]で[自分のキーを使う]オプションを選択します。ここでAdobeから受け取ったRSAパブリックキーをテキストフィールドに貼り付けます。
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[解析オプション]で
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区切り文字を[カンマ]に設定します。
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Adobeでヘッダー行を除外するよう設定してある場合を除き、[ヘッダー行を含める]チェックボックスをオンのままにします。
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Adobe Analyticsに切り替え、アカウントにログインします。
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[ツール]、[Data Warehouse]の順に進みます。
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[Data Warehouseリクエスト]タブで、Domoに送信するレポートを定義するとき必要なパラメータをすべて入力します。これに該当するパラメータには、リクエスト名、レポートの日付、セグメント、アイテム、内訳、メトリクスなどがあります。
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ページ下部にある[配信スケジュール]セクションで[アドバンス配信オプション]をクリックします。
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次のように配信オプションを設定します。
設定対象オプション
手順
レポートファイル名
[カスタム]を選択し、Domo DataSet IDに拡張子「.Excelextension」を付けてテキストフィールドに入力します。
レポートの形式
Excelファイルを選択
レポートの送信先
[FTP]を選択します。ここでフィールドに以下の情報を入力します。
ホスト
sftp://ホスト名(Domoの[アップロード方法]タブに記載。例:sftp://modocorp.import.domo.comなど)
ポート
22
ディレクトリ
Domoの[アップロード方法]タブにある[ユーザー名]の値を入力します。
ユーザー名
Domoの[アップロード方法]タブにある[ユーザー名]の値を入力します。
パスワード
空白のままにします。Adobeは先ほどのステップ1で入力したRSAパブリックキーを使用します。
適宜、[スケジューリングのオプション]タブをクリックし、1回のみ有効の即時配信にするか、定期スケジュールにするかを指定することもできます。
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アドバンス配信オプションをすべて指定したら、[送信]をクリックします。
[Data Warehouseリクエスト]ページに戻ります。 -
[このレポートをリクエスト]をクリックして、設定をすべて保存します。
これでレポートがAdobeのキューに入り、準備ができたところでDomoに配信されます。このリクエストをAdobeが実行するまで多少時間がかかる場合があります。
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