はじめに
ノーコードJSONコネクターを使用すると、簡単なウィザードインターフェースの手順に従うだけで、カスタムデータをDomoに取り込むことができます。ウィザードを使用すると、JSONファイルとしてデータに接続してそれをDomoに簡単に取り込めます。このコネクターは、Domoエンゲージメントを経験せずにカスタムデータの接続を作成しようとしている、DomoのAPIまたはコネクターIDEを使用してコネクターを構築するコーディングが未経験の方に最適です。
カスタムJSONデータは、Data Centerから接続します。このトピックでは、ノーコードJSONコネクターユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報は、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」で説明しています。
必要条件
カスタムJSONデータに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
-
JSONアカウントに使用するユーザー名とパスワード
-
JSONファイルにアクセスするためのURL
また、このコネクターのリダイレクトURLは、https://oauth.domo.com/api/data/v1/oauth/providers/json-oauth/exchangeです。
カスタムデータに接続する
このセクションでは、ノーコードJSONコネクターページの[認証情報]、[データの選択]、および[解析]の各ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目である[スケジュール設定]や[DataSetの名前と説明]に関しては、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、カスタムデータに接続する認証情報の入力フィールドが含まれています。以下の表では、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
ユーザー名 |
JSONアカウントのユーザー名を入力します。 |
パスワード |
JSONアカウントのパスワードを入力します。 |
有効な認証情報を一度入力しておくと、随時同じアカウントを使用して新しいノーコードJSON DataSetを作成できます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[データの選択]ペイン
このペインでは、接続に使用するHTTPメソッド、JSONファイルのURL、および構成の設定を指定します。
メニュー | 説明 |
---|---|
接続タイプ | HTTPリクエスト、SFTPファイル転送、またはファイルを直接アップロードするのいずれかの方法で、JSONデータに接続する方法を選択します。 |
使用するHTTPメソッドの選択 | HTTPリクエストが「接続タイプ」として選択されている場合、HTTPメソッドとしてGETまたはPOSTを選択してください。 |
JSONファイルへのURLの入力 | 接続タイプとしてHTTPリクエストまたはファイル転送が選択されている場合は、JSONファイルのURLを入力します。 |
証明書の提供方法 |
HTTPリクエストが「接続タイプ」として選択されている場合、証明書の提供方法を選択してください。
|
JSONデータを含むファイルの更新 | [JSONデータを含むファイルのアップロード]が[接続タイプ]として選択されている場合は、目的のJSONファイルをフィールドにドラッグアンドドロップするか、コンピューター上のファイルを参照して選択してアップロードします。 |
高度な設定
メニュー | 説明 |
---|---|
HTTPSヘッダー | HTTPSヘッダーのキーと値を入力します。このオプションは、HTTPリクエスト接続タイプでのみ利用できます。 |
クエリパラメーター | クエリパラメーターのキーと値を入力します。 このオプションは、HTTPリクエスト接続タイプでのみ利用できます。 |
日付クエリのパラメーター |
日付クエリのパラメーターとして、日付フィルターなし、単一の日付、または日付範囲を選択します。単一の日付を選択する場合、特定の日付を選択するか、過去の相対的な日数を入力できます。日付範囲を選択する場合、日付範囲の開始日と終了日を選択するように求められます。相対的な日数のデータを取得する場合は、開始日と終了日の両方の過去の日数を入力します。 このオプションは、HTTPリクエスト接続タイプでのみ利用できます。 |
JSON設定 | JSONテキストでラインリーダーが必要かどうかと、バックスラッシュ文字をエスケープするかどうかを指定します。 |
解析
ページ設定
データをページ設定する方法を選択します。
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改ページなし
-
結果から次のURLを取得する
-
結果から次のページトークンを取得する
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レコード別にオフセット
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ページ別にオフセット
解析
データプレビューを使用することで、列をクリックして解析用にデータの書式を設定することができます。列データタイプに応じて、様々な解析アクションを利用できます。アクションの上にマウスを移動すると、DataSetが更新されて適用される変更が反映されます。右側の[履歴]ペインでそのアクションをクリックすると、前のアクションに戻ることができます。
以下のアクションを利用できます。
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日付を分割日付を年、月、日などの個別の列に分割します。
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ドロップ選択した列をDataSetから削除します。
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複製選択した列をコピーします。
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列名を変更選択した列の名前を変更します。
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タイムスタンプを日付としてフォーマットミリ秒、秒などのタイムスタンプを日付に変換できます。
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、残りのコネクターインターフェースのセクションの詳細については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
よくある質問
このコネクターを作成するにはどのような認証情報が必要ですか?
SFTPファイルの場合、ユーザー名とパスワードが必要です。HTTPを使用してデータをインポートする場合は、URLが基本認証をサポートしていると、ユーザー名とパスワードの入力が必要となる場合があります。必要な場合は、パラメーターまたはヘッダーで認証を渡すことができます。
データはどれくらいの頻度で更新できますか?
DataSetは15分ごとに実行できます。
このコネクターは改ページをサポートしていますか?
はい。改ページを有効にするには、APIでサポートされている改ページタイプを選択して、必要な詳細を入力します。
データを解析する手順を教えてください。
[解析]ペインの[解析]タブで、拡張または変更するデータが格納されている列を選択します。おすすめのアクションにカーソルを移動して効果を確認し、目的のアクションをクリックして選択します。希望する状態でデータが表示されるまで繰り返します。必要に応じて、右側にある履歴セクションを使用してアクションを取り消します。
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