はじめに
Amazon Web Services(AWS)は、Amazon.comのクラウドコンピューティングプラットフォームを構成するウェブサービスのコレクションです。AWS APIに関する詳細は、ウェブサイト(http://docs.aws.amazon.com/AmazonS3/...tication2.html)を参照してください。
AWSアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、AWSコネクターユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報は、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」で説明しています。
必要条件
AWSアカウントに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
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AWSアクセスキー
-
AWSシークレットキー
これらのキーの取得方法については、こちらの記事(http://docs.aws.amazon.com/AWSSimple...edentials.html)を参照してください。
さらに、このコネクターを使用するには、ZIPファイルをプッシュするようにスケジュール設定されたS3バケットを設定する必要があります。詳細は、Amazonのドキュメント(http://docs.aws.amazon.com/awsaccountbilling/latest/aboutv2/billing-reports.html)を参照してください。
AWSアカウントに接続する
このセクションでは、AWSコネクターページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページの他のペインの項目にある[スケジュール設定]や[DataSetに名前を付け、説明を入力]に関しては、コネクタータイプのほとんどで共通です。詳細につきましては「データコネクターを使用してDataSetを追加する」をご覧ください。
認証情報ペイン
このペインには、AWSアカウントに接続する認証情報の入力フィールドがあります。下表では、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
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AWSアクセスキー | AWSアクセスキーを入力します。 |
AWSシークレットキー | AWSシークレットキーを入力します。 |
特殊文字、スラッシュ、その他の非URL準拠文字は、有効なバケット名として許可されていません。バケット名パスには、ダッシュとアンダースコアを使用できます。AWS Billing S3バケットの設定についての詳細は、APIドキュメントを参照してください。
これらの認証情報の入手方法については、前述の「必要条件」を参照してください。
有効なAWS認証情報を一度入力しておくと、随時同じアカウントを使用して新しいAWS DataSetを作成できます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、メインの[レポート]メニューの他、選択したレポートタイプに応じて表示/非表示になるその他さまざまなメニューがあります。
メニュー |
説明 |
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レポート |
実行するAWSレポートを選択します。現在、使用できるレポートタイプは1つのみです。
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フィルター |
レポートデータのフィルターを選択します。次のフィルターを使用できます。
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バケット名 |
請求レコードのリダイレクト先のバケットの名前を入力します。例:aws-billing-yourcompany |
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レポートプレフィックス |
コストと利用状況レポートのプレフィックスを入力します。詳細は、AWS Billingにお問い合わせください |
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レポート名 |
AWS Billingコストと利用状況レポート名を選択します。 |
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期間 |
特定の日付か、または日付範囲に対してデータを取得するかどうか選択します。 |
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レポートの日付 |
レポートのデータが特定の日付か、または今日から何日前までのものかを選択します。 |
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特定の日付を選択 |
レポートの日付を選択します。 |
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遡る日数 |
レポートに表示する過去日数を入力します。 |
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開始日 |
日付範囲の最初の日付が特定の日付か相対的な日付かを指定します。範囲の最後の日付は、[終了日] で選択します。 |
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終了日 |
日付範囲の2番目の日付が特定の日付か、相対的な日付かを指定します。日付範囲の最初の日付は[開始日]で選択します。 |
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特定の開始日を選択 |
日付範囲の最初の日付を選択します。 |
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特定の終了日を選択 |
日付範囲の2番目の日付を選択します。 |
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開始日まで遡る日数 |
レポートで表示する過去の日のうち、現在から最も遠い日までの日数を入力します。[終了日まで遡る日数]と組み合わせることによって、表示日数の範囲を作成できます。 たとえば、[開始日まで遡る日数] に10、[終了日まで遡る日数] に5を入力した場合、レポートには、今日から数えて10日前から5日前のデータが含まれます。 |
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終了日まで遡る日数 |
レポートで表示する、直近の日までの日数を入力します。[開始日まで遡る日数]と組み合わせることによって、表示される日の範囲を作成できます。 たとえば、[開始日まで遡る日数]に10、[終了日まで遡る日数]に5を入力した場合、レポートには、今日から数えて10日前から5日前のデータが含まれます。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、このページにないセクションに記載のコネクターインターフェースについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
よくある質問
AWS DataSetが「Domo is ready, but Redshift returned: ERROR: current transaction is aborted, commands ignored until end of transaction block(Domoは準備ができていますが、Redshiftが返されました:エラー:現在のトランザクションは中止され、コマンドはトランザクションブロックの終わりまで無視されます)」というエラーを返します。どうすればいいですか?
このエラーは、AWSサーバーとDomoサーバー間の接続の問題が原因です。これは断続的なエラーであり、通常は自動的に解決されます。解決しない場合は、コネクターで自動コミットを有効にする必要があるかどうかを判断するためにバグレポートを送信する必要があります。
注意すべきAPI制限はありますか?
このコネクターは、コストと利用状況レポートのみをサポートします。Amazon AWSは、今後、他のすべてのレポートのサポートを終了します。
データはどれくらいの頻度で更新できますか?
Amazon AWSから大量のAPIが返されるため、データの更新は1日に1回のみにしてください。
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