はじめに
ガントチャートはプロジェクトのスケジュールを説明するために使用されます。プロジェクト中の各タスクは、開始日と終了日を使用する横バーで表されます。タスクは縦軸に沿って表示され、日付は横軸に沿って表示されます。タスクはプロジェクト毎に分類することができ、この場合、各プロジェクトは別々の色で示され、凡例アイテムとして表示されます。ただし、プロジェクトはガントチャートではオプションです。
Domoには、標準のガントチャート、進捗率ガントチャート、依存ガントチャートという3種類のガントチャートがあります。進捗率ガントチャートの場合、各タスクバーで進捗率(%)が表示されます。どの系列でも、この割合は、バー中の塗りつぶされた部分の量で示されます。バーの長さ全体と比較した塗りつぶされた部分の量により、どのくらいのタスクが完成されたかの割合がわかります。例えば、系列の塗りつぶされた部分がほぼバー全体になっていたら、ユーザーはそのタスクがもうすぐ完成すると推測することができます。依存ガントチャートでは、日付の変更が自動的に処理されます。また、プロジェクトのスケジュールを通知するための各種の新しいオプションが用意されています。
ガントチャートを作成する
標準的なガントチャートは、DataSetから3つのデータの列または行が必要となります。1つはタスク、1つは各タスクの開始日、もう1つは各タスクの終了日です。進捗率ガントチャートは、それらすべてに加え、各タスクの完了した割合を含む4番目の列を必要とします。また、ガントチャートには、プロジェクトのカテゴリーデータを含む追加の列を加えることができます。ガントチャートにプロジェクトのカテゴリーデータを追加すると、各カテゴリーのバーが異なる色で表示されるようになります。これは、複数のプロジェクトを意味します。さらに、プロジェクトのカテゴリーがどれにあたるかを示す凡例がチャートに追加されます。
値、カテゴリーー、系列データの詳細については「チャートデータを理解する」を参照してください。
Analyzerで、ガントチャートで使用するデータを含む列を選択します。データ列の選択の詳細については「DataSetの列をチャートに適用する」を参照してください。
Analyzerでチャートをフォーマットする方法の詳細については「可視化カード作成パート2:Analyzer」を参照してください。
次の図は、典型的な列ベースのスプレッドシートのデータがどのようにガントチャートに変換されるかを示しています。
次の図は、典型的な列ベースのスプレッドシートのデータがどのように進捗率ガントチャートに変換されるかを示しています。
ガントチャートのカスタマイズ
[チャートの設定]を編集することにより、ガントチャートの外観をカスタマイズできます。すべてのチャートの設定については「チャートの設定」を参照してください。
ガントチャート固有のプロパティには以下が含まれます。
プロパティ |
説明 |
例 |
---|---|---|
時間の目盛り(X)> ラベルを表示 | 時間目盛りラベルを非表示または表示にします。デフォルトではラベルは表示されます。 | ![]() |
ホバーテキストの設定 > テキスト |
デフォルトのホバーテキストを、カスタマイズされたテキストに変更できます。様々なマクロを挿入して開始日、完成の割合、カテゴリーなどを参照できます。詳細については、「チャートのデータラベルとホバーテキストをフォーマットする」を参照してください。 右側の例では、 |
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