Domo では、塗りつぶしパネルや、比較塗りつぶしパネル、スピードメーターパネル、フェイスパネルのプロパティを設定することができます。 各パネルの種類によってプロパティは異なります。 塗りつぶしパネルと比較塗りつぶしパネルでは視覚的要素をフォーマットするオプションが提供されており、スピードメーターパネルおよびフェイスパネルでは範囲の設定と編集をすることができます。また比較塗りつぶしパネルでは、色のフォーマットと数値の表示タイプのオプションが含まれています。
数字パネルは視覚特性または範囲を伴わない数字のみとなるため、設定可能な視覚または範囲プロパティはありません。 しかし、数字の値フォーマットを適用して、集計値を変更することは可能です。 詳細は、数字パネルをカスタマイズするを参照してください。
進捗パネルは現在カスタマイズすることができません。
塗りつぶしパネルと比較塗りつぶしパネルの外観をフォーマットするには
塗りつぶしパネルでは、いくつかの視覚的プロパティを設定できます。これには塗りつぶしの色、最小値、最大値、およびパネルの目標値が含まれます。 また、目標値、現在値、および最大値を説明するラベルを追加することもできます。 次の例に、塗りつぶしパネルとその編集可能なプロパティを示します。
次の表は、各プロパティの説明です。
プロパティ |
説明 |
---|---|
塗りつぶしの色 |
現在の値までパネルを塗りつぶす色です。 グレーは、パネル上の「塗りつぶされていない」部分を示します。 |
最小値 |
パネルの開始地点です。 |
最大値 |
パネル上で可能な最大値です。 |
目標値 |
パネルにもよりますが、達成したい値、または避けたい値です。 目標値を入力すると、パネルに数値ラベルと目標を示す線が追加されます。 このように追加された目標値は静的です。 DataSet に応じて変化する動的な目標値を設定したい場合は、オプションの第3の列をパネルに適用させて、目標値を追加する必要があります。 詳細は、塗りつぶしパネルを参照してください。 |
目標のラベル |
目標値を説明するテキストです。 |
値のラベル |
パネルの現在の値を説明するテキストです。 |
最大値のラベル |
パネルの最大値を説明するテキストです。 |
塗りつぶしパネルのプロパティを設定するには、
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パネルのカードビルダーを開きます。
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チャートの設定で、一般をクリックします。
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各プロパティを希望通りに設定します。
比較塗りつぶしパネルには設定できる視覚的プロパティは一つしかありません。色指定です。 これは緑の塗りつぶしが正の変更或いはマイナスの変更になるのか指定することができます。 緑の塗りつぶしを正にすると、赤はマイナスになり、その逆も同様です。 これは低い数値のほうが良いことを示すパネルに役立ちます(例えば職場の事故の件数を記録したパネル)。
比較塗りつぶしパネルの色指示を設定するには
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パネルのカードビルダーを開きます。
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チャートの設定で、一般をクリックします。
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色指定メニューから色の指定を選択します。
スピードメーターおよびフェイスパネルで範囲を設定する
スピードメーターおよびフェイスパネルでは、値の範囲を指定できます。 そうすることで、閲覧ユーザーはパネルの値を特定の範囲に属するものとして分類できるようになります。 たとえば、あるスピードメーターパネルには3つの範囲があり、それぞれが異なったレベルの部門別熟練度(「悪い」、「普通」、「良い」など)に対応しています。閲覧ユーザーは値がどの範囲に入るかを見ることで、部門の熟練度を決定することができます。
スピードメーターおよびフェイスパネルの範囲の値は、カードビルダーのチャートの設定で設定できます。 詳細は、チャートの設定リファレンスガイドを参照してください。
スピードメーターおよびフェイスパネルの作成については、それぞれスピードメーターおよびフェイスパネルを参照してください。
スピードメーターで範囲を設定する
スピードメーターの範囲はオプションです。 スピードメーターは範囲なしでも作成できますが、パネルを閲覧時にもっと役に立つ興味深いものにしてくれるため、スピードメーターには範囲を作成することをお奨めします。 なお、範囲の最低値および最大値は、パネルでの最小値および最大値を決定します(指定しないと、自動的に決定されます)。
スピードメーターで範囲を設定するには
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パネルのカードビルダーを開きます。
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チャートの設定で、範囲 1をクリックします。
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最小値フィールドに、範囲の最小値を入力します。
この値は、パネルの最小値です。 -
最大値フィールドに、範囲の最大値を入力します。
最後の数値範囲の最大値は、パネルの最大値です。 -
範囲の色を選択します。
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範囲 2をクリックします。
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範囲 2で、手順 3~5 を繰り返します。
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(オプション)必要に応じて新しい範囲の追加を続けます。
最後の数値範囲の最大値は、パネルの最大値です。
フェイスパネルで範囲を設定する
フェイスパネルの範囲は必須です。 パネルのフェイスの色と表情は、現在の値がどこに該当するかに応じて範囲により決定されます。 例えば、赤の範囲が 0 から 33 で、値が 29 の場合、フェイスは赤く怒った表情になります。 それぞれの色について手動で範囲を指定しない場合、デフォルトの範囲が割り当てられます。
フェイスパネルで範囲を設定するには
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パネルのカードビルダーを開きます。
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チャートの設定で、緑の範囲をクリックします。
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最小値フィールドに、範囲の最小値を入力します。
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最大値フィールドに、範囲の最大値を入力します。
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上記の手順を、黄色の範囲および赤の範囲についても繰り返します。
比較パネルで数値タイプと色を設定する
デフォルトでは、比較パネルに表示される数値はDataSet の以前の数値と現在の数値の変化の割合です。 チャートの設定で、別のタイプを選択することができます。数値変更か、現在数値です。 数値の変化はDataSet の以前の数値と現在の数値の実際の差です。 例えば、以前の数値が 30 で現在の数値が 55 の場合は、パネルには「20」と表示されます。現在の値を選択すると、パネルには DataSet の現在の値が表示されます。
比較パネルの数値タイプを変更するには
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パネルのカードビルダーを開きます。
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チャートの設定で、 一般をクリックします。
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数値表示メニューでオプションを選択します。
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(オプション)数値フォーマットメニューでフォーマットを選択します。
またデフォルトでは、比較パネルの変更が正の場合、数値は緑で表示され、マイナスの場合、数値は赤で表示されます。 これらのデフォルト設定をチャートの設定で変更することができます。 色指定メニューでは緑の塗りつぶしが正を意味するかマイナスを意味するかを指定することができます。 緑の塗りつぶしを正にすると、赤はマイナスになり、その逆も同様です。 これは低い数値のほうが良いことを示すパネルに役立ちます(例えば職場の事故の件数を記録したパネル)。
比較パネルの色指示を設定するには
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パネルのカードビルダーを開きます。
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チャートの設定で、 一般をクリックします。
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色指定メニューから色の指定を選択します。
パネルの色の上書き設定を選択することもできます。 この場合、変更の方向に関わらず、選択した色で表示されます。 色の上書きを選択すると、色指定メニューで選択したものは無視されます。
比較パネルの色の上書きを設定するには
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パネルのカードビルダーを開きます。
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チャートの設定で、一般をクリックします。
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色の上書きメニューで、色を選択します。
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