はじめに
Magentoは、eコマースウェブサイトを専門とする急成長中の企業や大企業向けのエンタープライズeコマースソリューションです。Magentoでは、幅広い顧客とのつながりをサポートする多種多様な独自の機能を利用できます。Domo Magento 2コネクターを使用すると、顧客、請求書、注文、製品、出荷などに関するデータをMagento 2システムから引き出すことができます。
ユーザーのデータとDomoを組み合わせることで、強力な可視化とレポートを作成して、請求書、製品、出荷を分析できます。Domo上にあるすべての情報と将来のビジネスニーズのための計画を、Magentoデータと組み合わせることができます。Magento REST APIの詳細については、Magentoのページ(https://devdocs.magento.com/guides/v...arted-api.html)を参照してください。
MagentoアカウントにはData Centerから接続します。このトピックでは、Magento2コネクターユーザーインターフェイスに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報は、「コネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
必要条件
Magentoアカウントに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
- ホストされているMagentoのeコマースショップのドメイン名
- Magentoアカウントのユーザー名とパスワード
このコネクターが機能するためにはSSLが必要です。
Magentoアカウントに接続する
このセクションでは、Magento2コネクターページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目にある[スケジュール設定]や[DataSetに名前を付け、説明を入力]に関しては、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については、「コネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、Magentoアカウントにアクセスするための認証情報の入力フィールドがあります。以下の表に、各フィールドに必要な情報を示します。
フィールド |
説明 |
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Domain |
ホストされているMagentoのeコマースショップのURLを入力します。 例:Magentoストアフロントが「https://mycompany.com」にある場合、ドメインは「mycompany.com」です。 |
Username |
Magentoアカウントのユーザー名を入力します。 |
Password |
Magentoアカウントのパスワードを入力します。 |
これらの認証情報の入手方法については、前述の「必要条件」を参照してください。
一度有効なMagento認証情報を入力しておくと、同じアカウントを使用して随時、新しいMagento2 DataSetを作成することができます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細は、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、メインとなる[Reports]メニューのほか、選択したレポートタイプに応じて表示/非表示になる様々なメニューが含まれています。
メニュー |
説明 |
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Report |
実行するMagento2レポートを選択します。以下のレポートが利用できます。
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Date Type |
使用する日付タイプを選択します。 |
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Value to Flatten |
アイテムを展開するかステータス履歴を展開するかを選択します。 |
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Page Size |
Magentoサーバーからリクエストごとに取得するレコード数です。50~500のページサイズを入力します。Magentoから内部サーバーエラー、またはDomoから内部コネクターエラーを受信する場合は、この値を下げることもできます。 |
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Duration |
特定の日付か、日付範囲に対してデータを取得するかどうか選択します。 |
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Report Date |
レポートのデータが特定の日付か、今日から何日前までのものかを選択します。 |
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Select Specific Date |
レポートの日付を選択します。 |
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Days Back |
レポートに表示する過去日数を入力します。 |
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Start Date |
日付範囲の最初の日付が特定の日付か相対的な日付かを指定します。範囲の最後の日付は、[End Date]で選択します。 |
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End Date |
日付範囲の2番目の日付が特定の日付なのか、相対的な日付なのかを指定します。日付範囲の最初の日付は[Start Date]で選択します。 |
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Select Specific Start Date |
日付範囲の最初の日付を選択します。 |
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Select Specific End Date |
日付範囲の2番目の日付を選択します。 |
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Days Back to Start From |
レポートで表示する、最も過去の日までの日数を入力します。[Days Back to End At]と組み合わせることによって、表示日数の範囲を指定できます。 例えば、[Days Back to Start From]に10、[Days Back to End At]に5を入力した場合、レポートには、今日から数えて10日前から5日前のデータが含まれます。 |
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Days Back to End At |
レポートで表示する、直近の日までの日数を入力します。[Days Back to Start From]と組み合わせることによって、表示日数の範囲を指定できます。 例えば、[Days Back to Start From]に10、[Days Back to End At]に5を入力した場合、レポートには、今日から数えて10日前から5日前のデータが含まれます。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、更新に関するオプションなど、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「コネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
よくある質問
このコネクターのベースURLはどのエンドポイントですか?
MagentoのベースURLはhttps://{ドメイン}/api/rest/V1です。
各レポートコールによってこのコネクターで呼び出されるのはどのエンドポイントですか?
レポート名 | エンドポイントURL |
---|---|
Customers | /customers/search |
Invoices | /invoices |
Orders | /orders |
Products | /products |
Promotion Rules | /salesRules/search |
Returns | /returns |
Shipments | /shipments |
Stock Items | /stockItems |
このコネクターを作成するにはどのような認証情報が必要ですか?
Magentoインスタンスのホスト対象ドメイン、Magentoアカウントのユーザー名とパスワードが必要です。
データはどれくらいの頻度で更新可能ですか?
必要に応じて何回でも更新できます。
注意すべきAPI制限はありますか?
ありません。
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