Workbench 5.1のDataSetを結合するためには、SQLクエリを記述(ODBCとOLAP DataSetの場合のみ)するか、ルックアップ表を使ってJOINを作成(すべてのDataSetタイプ)します。このトピックでは、ルックアップ表の使用に焦点を置きます。ODBCとOLAP DataSet用のSQLクエリの記述について詳しくは、「ODBCデータに接続する」と「OLAPキューブに接続する」を参照してください。
Workbench 5.1の「ルックアップ表」とは、プライマリDataSetと結合させるDataSetのことです。ルックアップ表は、WorkbenchでDataSetジョブとして保存する必要があります。そうしないとJoinがうまくいきません。ルックアップ表のDataSetとプライマリDataSetは、一致する固有値を持つ単一の列(「キー列」)が両方になければなりません。つまり、両方の列の値は同じである必要がありますが、どちらかの列にも重複する値があってはなりません。さらに、合致する列の名前は異なっている必要があります。(必要に応じてWorkbenchで列の名前を変更することができます)。キー列が一致したら、両DataSetからすべての列を結合し、新しいDataSetが作成されます。このようにしてDataSetを結合することは、SQLにおけるLEFT JOINと同じです。
ルックアップ表を使用してDataSetを結合するには、
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Workbenchで、左側のアイコンバーにある
をクリックします。
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ジョブリストで、プライマリデータソース(つまり、他のデータソースと結合する予定のデータソース)を含むジョブをダブルクリックします。
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[変換]をクリックして、ペインのセクションを展開します。
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[変換を追加]メニューで、[ルックアップ表変換]を選択します。
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ボタンをクリックします。
ルックアップ表変換エディターが表示されます。 -
[ルックアップソースDataSet]メニューで、プライマリDataSetと結合させる予定のDataSetを選択します。
ここで選択するDataSetは、WorkbenchでDataSetジョブとして保存する必要があります。
選択したジョブをまだDomoにアップロードしていない場合は、アップロードするかどうかを尋ねられます。 -
[ルックアップソースキー]メニューで、プライマリDataSetの列と一致させる予定のルックアップソースの列を選択します。
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[プライマリキー]メニューで、一致する列を選択します。
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(オプション)ルックアップソースが存在しないときにWorkbenchにエラーメッセージを表示させるには、[ルックアップが存在しない場合はエラー]をオンにします。
注記:ルックアップ表の列で、プライマリ表の列と同じ名前がある場合は、その名前を変更する必要があります。これを行うには、DataSetジョブの[スキーマ]サブタブを開き、[宛先]の列で必要に応じて変更します。必要なら、[含める]でその列のチェックボックスをクリアすることもできます。 - [適用]をクリックします。
- ペインの上部にある
をクリックして、変換を保存します。
次回ジョブを実行するときには、ルックアップソースのDataSetがDomoのプライマリDataSetに追加されます。
DomoでDataSetを結合する方法に関しては、「データ変換」を参照して下さい。
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