はじめに
MySQLは、広く使用されているオープンソースのリレーショナルデータベース管理システムです。DomoのMySQLの統合により、MySQLデータを簡単に接続してより迅速な意思決定を行うことができます。パーティショニングをすると、表データを、ユーザー定義のルールに基づいて1つ以上の表の列の値に従って複数のストレージオブジェクト(データパーティション)にまたがって分割できます。DomoのMySQLパーティションコネクターを使用すると、データベースエンジンがデータを保存する方法を最適化できます。
MySQLパーティションアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、MySQLパーティションコネクターユーザインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
注記:
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MySQLサーバーがTLSをサポートしていれば、このコネクターもTLSをサポートします。
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非SSL接続はサポートされていません。証明書が提供されていない場合、SSLで接続されますが、証明書による認証は行われません。接続では、すべてのサーバー証明書が信頼されます。詳細については、以下のウェブサイトを参照してください:https://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb879949%28v=sql.110%29.aspx
必要条件
MySQLパーティションアカウントに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
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MySQLデータベースのログインに使用するユーザー名とパスワード。
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データベースのホスト名。
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データベースのポート番号。
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データベース名またはスキーマ名。
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SSL
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オプションで、SSL CA証明書のあるURLを含めることもできます。
また、MySQLデータベースに接続する前に、接続先となるデータベースサーバーのポートで使用するIPアドレスをいくつかホワイトリストに登録する必要があります。IPアドレスの詳細なリストは、「コネクターのIPアドレスをホワイトリストに登録する」を参照してください。
MySQLパーティションアカウントに接続する
このセクションでは、[MySQLパーティションコネクター]ページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目にある[スケジュール設定]や[DataSetの名前を付け、説明を入力]に関しては、コネクタータイプのほとんどで共通です。詳細については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、MySQLパーティションアカウントに接続する認証情報の入力フィールドがあります。下表では、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
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JDBCドライバー | データベースサーバーの接続に使用するJDBCドライバーを選択します。 |
ホスト | MySQLデータベースのホスト名を入力します。例:db.company.com |
ポート | データベースのポート番号を入力します。 |
データベース名 | MySQLデータベース名またはスキーマ名を入力します。 |
ユーザー名 | MySQLユーザー名を入力します。 |
パスワード | MySQLパスワードを入力します。 |
CA証明書 | SSL CA証明書のあるURLを入力します(オプション)。 |
有効な認証情報を一度入力しておくと、いつでも同じアカウントを使用して新しいMySQLパーティションDataSetを作成することができます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインで、データをパーティショニングする属性と条件を指定します。
メニュー |
説明 |
---|---|
クエリ | 実行するSQLクエリを入力します。 |
表の名前 | データベース表を選択します。 |
パーティション列の名前 | パーティション列の名前を選択します。 |
過去日数 | データを取得する過去の日数を入力します。値はプラスの整数にすることができます。例:30 |
日付形式 | 必要な日付形式を選択します。デフォルトでは yyyy-MM-dd が使用されます。 |
データを圧縮する場合に選択 | データをアップロードする方法を選択します。アップロードの際にデータを圧縮する場合は[True]を選択し、そうでない場合は[False]を選択します。 |
Tinyint値を(BOOLEAN)値として扱う | 小さい整数値をBoolean値として扱う場合は[はい]を、そうでない場合は[いいえ]を選択します。 |
Boolean値を他の型にキャスト... | 文字列または整数のBoolean値をDataSet内でキャストするかどうかを選択します。 String: False/True Integer: 0/1 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、更新に関するオプションなど、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
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