はじめに
DomoのJupyterワークスペースは、Jupyter notebook、コード、データ向けのウェブベースのインタラクティブな開発環境です。ワークスペースはDomoと緊密に統合されているので、ユーザーが簡単にDomo DataSetを探索し、データサイエンスや機械学習のパイプラインを開発するために即座にコードを実行、プロセスを記録、カスタムの可視化を作成、および変換されたデータを再度Domoに書き込むことができます。
JupyterワークスペースはJupyterLabインターフェースを使用します。JupyterLabの詳細については、https://jupyterlab.readthedocs.io/en/latest/を参照してください。
この機能を取得する
この機能のベータ版への参加に興味がある場合は、カスタマーサクセスマネージャー(CSM)にお問い合わせください。
Jupyterワークスペースにアクセスする
Jupyterワークスペースには2ヶ所からアクセスできます。1ヶ所はData Centerにあり、左側の[Jupyterワークスペース]タブをクリックします。
Jupyterワークスペースにアクセスできる2ヶ所目の場所は、変換するDataSetのDataSet詳細ビューです。
Jupyterワークスペースの設定をする
上記のいずれかの方法でJupyterワークスペースに移動し、新しいワークスペースウィンドウを開いた後、次の4つの主要なセクションを設定します。
- ワークスペースの名前。
- (オプション)ワークスペースの説明。
- 入力DataSetを選択します。DataSetエイリアスを変更することも、それを入力DataSet名と同じにしておくこともできます。
- 出力DataSetを追加します。必要に応じて出力DataSetに名前を付けることができます。
ワークスペースを開始、停止、編集、削除する
Data CenterのJupyterワークスペースタブ内で、作成されたすべてのワークスペースを表示することができます。ワークスペースの右側にあるスパナアイコンをクリックすると、メニューが表示され、ユーザーは次のことができます。
- 編集 - ワークスペースの名前、説明を変更し、入力/出力DataSetを更新できます。
- 開始 - ワークスペースが停止している場合は、再度開始することができます。
- 停止 - 実行中のワークスペースを停止できます。
- 削除 - ワークスペースを完全に削除できます。
Python/R Notebookを作成する
実行中のワークスペースをJupyterワークスペースページからクリックして開きます。Jupyter内から左上の「+」記号をクリックしてLauncherを開きます。NotebookセクションでPython 3またはRを選択します。LauncherはPython 3/Rコンソール、ターミナル、テキストファイル、マークダウンファイルを開き使用することができます。
Jupyterのデータを使用して作業する
Jupyter内から次のことができます。
- Domojupyterをインポートできます
- 次を使用して、DomoからJupyterにデータをエクスポートできます:
read_dataframe(
, query= ) - 何らかの変換をした後(出力DataSetを設定した場合)、異なるDomo DataSetに書き戻せます。
Jupyterサイドバーには、Domoで設定したDataSetを示すタブがあります。
そのサイドバーに表示されているDataSetをダブルクリックすると、現在のセルにコードスニペットが貼り付けられます。
追加ライブラリーをインストールする
Python
「!」を使用してNotebook内からpipやcondaでライブラリーをインストールします。
R
Notebook内から「install.packages() 」を使用してcranからライブラリーをインストールします。
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