はじめに
MQTTは非常にシンプルで軽量なpublish/subscribe型のメッセージングプロトコルです。制約の多いデバイスや、遅延が多くて不安定な低帯域幅ネットワーク向けに設計されています。MQTTコネクターを使用すると、MQTTデータをDomoに接続することができます。MQTTは何百ものIoTデバイスからリアルタイムにデータを表示するほか、迅速な対応を必要とするメトリクスが変化した場合、アラートで通知するように設定できるようにします。MQTTは、低帯域幅のIoTデバイスへの接続に使用されるHTTPによく似たインターネットプロトコルです。
新機能を使用する
ベータ版に含まれる新機能の試用を希望される場合は、担当のCSM(カスタマーサクセスマネージャー)にお問い合わせください。
注記:この機能は、オンデマンドおよび有料でのご利用になります。
機能の有効化をリクエストするには
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Domoカスタマーサクセスマネージャー、テクニカルコンサルタント、またはAEにお問い合わせください。
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担当のCSM、TC、AEの連絡先が不明な場合は、Domoのテクニカルサポートにお問い合わせください。
機能によっては、事前にトレーニングが必要となる場合があります。
DomoのMQTTに対するサポートを以下に示します。
- ユーザー名/パスワードによる認証
- 各デバイスはデータをDataSetごとにプッシュするように設定する必要があります
- 複数のデバイスが同じDataSetにデータをプッシュできます
- QoS0とQoS1をサポートします
- MQTT 3.1.0、3.1.1、5.0の現在のバージョンをすべてサポートします
Domoの現在のMQTTに対するサポートに以下は含まれません。
- QoS2
- サブスクリプション
- トピック
MQTTデータに接続する
このセクションでは、MQTTコネクターページの[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページの他のペインの項目にある [スケジュール設定]や[DataSetの名前と説明]に関しては、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインにはMTTQデータをDomoに接続する際に役立つ詳細が表示されます。
フィールド |
説明 |
---|---|
MQTT Broker Host | このフィールドはMQTTブローカーホストのアドレスを表示します。[Copy Address]ボタンをクリックしてアドレスをコピーします。 |
Port to connect to Domo to MQTT | このフィールドはMQTTデータをDomoに接続するポートの番号を表示します。[Copy Port]ボタンをクリックしてポート番号をコピーします。 |
Certs will expire in | 証明書の期限を年数単位で選択します。証明書は選択した年後が経過すると期限切れになります。[Download Certs]ボタンをクリックして証明書をダウンロードします。これらの証明書はデバイスをDomoブローカーに接続する際に必要になります |
Require username/password | Domoブローカーに接続する際にMQTTクライアントからユーザー名/パスワードを送信することで追加の認証を行う場合は、このチェックボックスを選択します。 |
Username | MQTTクライアントから提供されたユーザー名を入力します。 |
Password | MQTTクライアントから提供されたパスワードを入力します。 |
Update method | Domoがソースからデータを取得する際、その新しいデータを現在のDataSetにどのようにインポートするかを指定できます。このコネクターにはアップデート方法として追加と置換が用意されています。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
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