はじめに
Magic ETL DataFlowの[ユーティリティー]タブでは、6つのタイルを使用できます。以下のものが含まれます。
- 定数を追加
- スクリプトを追加
- 列を選択
- 列を変更
- 列の値を設定
- 値マッパー
Magic ETL DataFlowの作成については、「Magic ETL DataFlowを作成する」を参照してください。
Data Centerについては、「Data Centerのレイアウト」を参照してください。

[定数を追加]タイル
[定数を追加]タイルでは、定数値の列を追加することができます。
[定数を追加]タイルを設定するには:
-
キャンバスで[定数を追加]タイルをクリックします。
-
(オプション)タイルの名前を変更するには、
をクリックして名前を入力します。
-
新しい列の名前を入力します。
-
列のタイプを選択します。
列のタイプ
説明
テキスト
テキストと、(テキストとして扱われる)数値が含まれます。
小数
小数点を含んだ数値が含まれます。
小数(固定)
小数点以下の桁数が固定された小数値が含まれます。
整数
小数の位のない数値が含まれます。
日付
日付の値が含まれます。
日時
日付と時刻の値が含まれます。
-
定数、日付、日付と時刻を入力するか、空白のままにします。
[スクリプトを追加]タイル
[スクリプトを追加]タイルでは、定数値の列を追加することができます。
[スクリプトを追加]タイルを設定するには:
- キャンバスで[スクリプトを追加]タイルをクリックします。
- (オプション)タイルの名前を変更するには、
をクリックして名前を入力します。
- 新しい列の名前を入力します。
- 実行するスクリプトを入力します。
[スクリプトを追加]タイルに関数を書き込む方法について詳しくは、「新しいMagic ETLでスクリプトを書き込む」を参照してください。
[列を変更]タイル
[列を変更]タイルにより、列のデータタイプを変更することができます(例えば、数値からテキストへ)。データタイプの詳細については、「チャートデータについて」を参照してください。
例
例えば、[列を変更]タイルにより以下のデータを…
... このように変換可能です...
設定は以下を使用します。
[列を変更]タイルを設定するには:
-
キャンバスで、[列を変更]タイルをクリックします。
-
(オプション)タイルの名前を変更するには、
をクリックして名前を入力します。
-
データタイプを設定する列それぞれについて、以下を行います。
-
設定する列を選択します。
例えば、「Order Date String」を選択します。 -
その列のデータタイプを選択します。
データタイプ
説明
テキスト
文字列値が含まれます。
小数
小数点を含んだ数値が含まれます。
小数(固定)
小数点以下の桁数が固定された小数値が含まれます。
整数
小数の位のない数値が含まれます。
日付
日付の値が含まれます。
日時
日付と時刻の値が含まれます。
- (条件付き)列を追加するには、[列を追加]をクリックします。
-
[列を選択]タイル
[列を選択]タイルでは、含める列を選択したり、列を並べ替えたり、列ヘッダー名を変更したりすることができます。
例
例えば、[列を選択]タイルを実行すると、このデータの列が…
... このように変換可能です...
設定は以下を使用します。
動画 - 新しいMagic ETLの[列を選択]タイルでフィールド名を変更する
[列を選択]タイルを設定するには:
-
キャンバスで、[列を選択]タイルをクリックします。
-
(オプション)タイルの名前を変更するには、
をクリックして名前を入力します。
-
含める(または除外する)列を選択するには、次のいずれかを行います。
-
[列を追加]をクリックして、列を選択します。これを繰り返してほかの列を追加します。
-
[全ての列を追加]をクリックしてから、列のXをクリックして対象外の列を除外する。
例えば、「Order Quarter」を削除します。
-
-
をクリックし、列をドラッグして並べ替えます。
例えば、「Product Container」の後に「Order Date」を移動させます。 -
名前を変更したい列ヘッダーがあれば、それぞれ新しい名前を入力します。
例えば、「Product Base Margin」を「Base Margin」という名前に変更します。
[列の値を設定]タイル
[列の値を設定]タイルでは、列の値を、ほかの列の値と入れ替えることができます。
注記:
- 同じデータタイプの列の値のみ、入れ替えることができます。例えば、文字列の値を持つ列から、別の文字列の値を持つ列にコピーすることができます。
- 両方の列が既にDataSetに存在している必要があります。
これ以外のタイルでテキスト値を置換する方法については、「テキストの置換」と「値マッパー」を参照してください。
例
例えば、[列の値を設定]タイルは、以下のデータを…
... このように変換可能です...
設定は以下を使用します。
[列の値を設定]タイルを設定するには:
-
目的の値を含む列がDataSetにあるかを確認します。
-
キャンバスで、[列の値を設定]タイルをクリックします。
-
(オプション)タイルの名前を変更するには、
をクリックして名前を入力します。
-
置換対象の値がある各列で、以下を実行します。
-
置換する値がある列を選択します。
例えば、「Product Base Margin」を選択します。 -
対象となる値がある列を選択します。
例えば、「Net Margin」を選択します。 -
(条件付き)列の追加は、[列を追加] をクリックします。
-
[値マッパー]タイル
[値マッパー]タイルでは、入力した一組の文字列値に従って、指定した列の文字列値を検索して置き換えることができます。([値マッパー]操作は、略語の置換、言語コードの変換などに使用できます)。置き換える値は、既存の列を上書きするか、または新しい列に書き出すかを選ぶことができます。
これ以外にテキスト値を置換する方法について詳しくは、「テキストの置換」および「列の値を設定」を参照してください。
例
例えば、[値マッパー]タイルでは、以下のデータを…
... このように変換可能です...
設定は以下を使用します。
値マッパータイルを設定するには:
-
キャンバスで、[値マッパー]タイルをクリックします。
-
(オプション)タイルの名前を変更するには、
をクリックして名前を入力します。
-
検索対象の列を選択します。
-
指定した列の値を上書きするか、新しい列に値を書き出すかを選択します。
-
(条件付き)新しい列に値を書き出す場合、その列の名前を入力します。
-
-
行に一致する値が見つからなかった場合に、元の値を書き込むかデフォルトの値を書き込むかを選択します。
-
(条件付き)デフォルトの値を書き込む時は、その値を入力します。
-
-
値マッパーで検索するそれぞれの値について、検索する値と置き換える値を入力します。
-
(条件付き)マッピングを追加する場合は、[マッピングを追加]をクリックします。
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