はじめに
Magic ETL DataFlowの[データを結合]タブでは、2つのタイルを使用できます。以下のものが含まれます。
- 行を追加
- データを結合
Magic ETL DataFlowの作成については、「Magic ETL DataFlowを作成する」を参照してください。
Data Centerについては、「Data Centerのレイアウト」を参照してください。

[行を追加]タイル
[行を追加]タイルでは、複数のDataSetから(同様な列とデータ構造を持つ)行を1つのDataSetに追加し、同時に重複する行を含むすべての一致データを表示することができます。
動画 - Magic ETLで行を追加する
例
例えば、この変換を用い...
... [行を追加]タイルを実行すると、このデータと...
このデータを...
... このように変換可能です...
設定は以下を使用します。
[行を追加]タイルを設定するには:
-
キャンバスで、[行を追加]タイルをクリックします。
-
(オプション)タイルの名前を変更するには、
をクリックして名前を入力します。
-
列を含めるオプションを選択します。
オプション
説明
DataSetから列を含める
選択したDataSetから列を含めます。
すべての列を含める
すべての入力DataSetから固有の列を含めます。
シェアされた列のみ含める
各入力DataSetで使用されている列のみを含めます。
-
各DataSetに実行される変更点を確認します。
[データを結合]タイル
[データを結合]タイルでは、特定の列(複数可)にある共通の値を使用し、2つのDataSetまたはデータ「ストリーム」の列を1つのDataSetに結合することができます。列は、両方の入力DataSetに必ず存在し、同じデータ構造である必要があります。
動画 - Magic ETLでの結合のタイプを比較する
動画 - Magic ETLでデータを結合する
例
例えば、この変換を用い...
... [データを結合]タイルを実行すると、このデータと...
このデータを...
... このように変換可能です...
設定は以下を使用します。
注記:
- 変換したデータでは、Domoは指定した一致する列の名前に「_1」を追加します。
- プレビュー時、変換されたデータでは行が必ずしも期待する順序の並びとならない場合があります。表カードでデータを表示する際に、行の順番を制御することができます。
[データを結合]タイルを設定するには:
-
キャンバスで、[データを結合]タイルをクリックします。
-
(オプション)タイルの名前を変更するには、
をクリックして名前を入力します。
-
データの結合で使用する列を決定します。
注記:1)行の結合に使用する特定の列が、両方のDataSetに存在し、同じデータ構造である必要があります。2)Domoでは、最初の入力DataSet列を、識別列、2番目の入力DataSet列を一致列と呼びます。3)内部結合、左外側結合、および両外側結合の場合、最初の入力DataSet(左側)としてユニーク値を持つプライマリまたは「ルックアップテーブル」を指定します。(識別列内の値の重複は、10,000回を超えることはできません)。 -
最初の入力DataSet(左側)を選択し、識別列を選択します。
識別列は、2番目の入力DataSetの一致する列と対になっている必要があります。 -
2番目の入力DataSet(右側)を選択して、一致する列を選択します。
一致する列は、最初の入力DataSetの識別列と対になっている必要があります。 -
結合タイプのアイコンをクリックし、実行する結合のタイプを選択します。
結合タイプ
説明
内側双方の入力DataSetの一致する行のみ含めます。
左外側最初の入力DataSet(左側)のすべての行とそれに一致する2番目の入力DataSet(右側)の行を含めます。
右外側2番目の入力DataSet(右側)のすべての行とそれに一致する最初の入力DataSet(左側)の行を含めます。
両方の外側両方の入力DataSetのすべての行を含めます。
-
(条件付き)別の列の対を指定する場合は、[他の列と一致させる]をクリックした後、列の対を設定します。
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