はじめに
このユーティリティは、PDPポリシーの作成を自動化します。
必要条件
PDPユーティリティを使用するには、次のものが必要です。
- 顧客インスタンスとDataSetへのアクセス権を持つアクセストークン。
- 「設定」DataSetの名前またはID。これは、ポリシーを作成するための値を含むDataSetです。通常は、ユーザーのメールアドレスと値になります。
- ユーザー名またはグループ名。複数の名前はパイプ「|」文字で区切ります。
- ポリシー内の比較「値」です。各値はパイプ「|」文字で区切られています。
- 現在サポートされているのは「等しい」の演算子のみです。
- 成功およびエラーに関するメール通知が必要な場合は、jarファイルと同じディレクトリにプロパティファイルを配置します。
- email.properties
- user=user.name@host.com
- host=smtp.comcast.com
- application.properties
- 正常にログインしたときにこのファイルが自動生成されます。正常にログインすると、ユーティリティをヘッドレスで実行できます。
- email.properties
設定DataSet
次は、設定DataSetの例です。
注記:必ず、「target_ds」列、「policy_name」列の順にDataSetを並べてください。これにより、すべてのアクションが同じDataSetおよび同じポリシーで発生します。
重要:設定DataSetスキーマは、次の要件を満たす必要があります。
-
- target_ds – ポリシーを作成するデータソースの名前またはID。
- policy_name – 人が判読できるポリシー名。
- delete_options
- All – 新しいポリシーを作成する前に、既存のPDPポリシーをすべて削除します。
- Matches – 名前が一致するPDPポリシーのみを削除します。
- None – 既存のPDPポリシーを削除しません。
- Update – 名前が一致するPDPポリシーを更新し、既存のリストにない場合は新しいPDPポリシーを作成し、孤立したポリシーを削除します。
重要:delete_options機能は古いバージョン(java -Xmx1024m -jar PDP_2.0.jar)で利用できましたが、v3バージョン((java -Xmx1024m -jar pdputil-3.1.0.jar)では利用できません。
- policy_column – フィルターが作成される列の名前。
- user_group – ユーザー名またはグループ名。複数の名前はパイプ「|」文字で区切ります。
- value – フィルターの値。複数の値はパイプ「|」文字で区切ります。
複数のフィルターを追加するには、「policy_name」と「user_group」を同じ値に設定します。ピンク色のハイライトを参照してください。
ユーティリティは、「target_ds」列の複数の対象DataSetをサポートしています。赤色と緑色のハイライトを参照してください。
ユーザー/グループを「default」ポリシーに追加するには、「policy_column」と「value」を[すべての行]に設定します。紫色のハイライトを参照してください。
PDPユーティリティを実行する
PDPユーティリティは、スタンドアロンGUI、コマンドラインの2つのモードのいずれかで実行できます。最初に、https://app.domo.com/labs/pdp/pdputil-3.1.0.jarから.jarファイルをダウンロードします
スタンドアロンGUI
ウィザードタイプのインターフェースであり、順を追ってPDPポリシーを作成できます。PDP.jarをダブルクリックするか、パラメーターなしでコマンドラインから実行します。
java -Xmx1024m -jar pdputil-3.1.0.jar
コマンドライン
ヘッドレスユーティリティであり、スクリプト化することができます。正常にログインすると、ユーティリティをヘッドレスで実行できます。
java -Xmx1024m -jar pdputil-3.1.0.jar
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