はじめに
スライドショーは、会社のデータを紹介するのに効果的な方法です。 以下のような状況で役立ちます:
-
掲示板
掲示板または大型モニターに、チームの進捗に関する重要データを表示させることができます。 -
ビジネス・プレゼンテーション
発表の際、詳しく説明したいスライドのところでスライドショーを一時停止し、自分に合わせて次に移ることなどができます。 -
会社キオスク
スライドショーをディスプレイで再生し、会社の紹介などを上映することができます。 -
部署のモニター
部署に関するカードのスライドショーを再生することができます。 例えば、自分の営業チームで、カードのスライドショーで前の週や四半期の売上高などを見せることができます。
Domo のスライドショーには2種類あります:
-
Domo パブリケーション
この機能では、コンテンツは他のフォーマットにエクスポートしたり、ウェブ上でセキュアに公開したりできるようなスライドショーに組み込まれます。 -
1 回限りのページのスライドショー
単にページ内の全てのカードをスライドショーにした、シンプルなものです。 コンテンツは保存されません。ページでページをスライドショーとして表示を選択するだけで、その場でページがスライドショーとして再生されます。
Domo にサインインしてスライドショーを再生することで、ボードやテレビ、あるいは大画面に映して「キオスク」モードとしてウェブブラウザで見ることもできます。
トレーニングビデオ - スライドショーを作成する
このビデオで、自分の Domo カードを使ってスライドショーを作成する方法を学ぶことができます。
注記:
- この製品トレーニングビデオは、Domo のお客様とクライアント様のみを対象としています。
- トレーニングビデオにアクセスできない場合、または再生ができない場合は、Domo サポートにお問い合わせください。
パブリケーションを作成そして管理する
パブリケーションページでは、Domo カードのスライドショーである「パブリケーション」を作成、管理することができます。
パブリケーションは、Domo の外部の人がでスライドを見るのを可能にします。 パブリケーションを公開すると、Domo は Web でパブリケーションにアクセスするためのURLを作成します。 URL リンクを含んだメールを他の人に送信することで、スライドショーの閲覧に招待できます。 パブリケーションをプライベートで公開すると、スライドショーを見るのにアクセスコードが必要となります。
なお、社内のユーザーやグループに特定間隔でレポートを送るようなスケジュールを設定することもできます。
パブリケーションページのレイアウトに関する詳細は、パブリケーションページのレイアウトを参照してください。
パブリケーションを作成する
Domo でパブリケーションを作成するには 2 つの方法があります。
-
パブリケーションページで、新規スライドショーを作成を選択し、スライドショーに入れたいカードを個別に追加する。
-
カードページで、スライドショーとして公開をクリックする。 これで、ページの全てのカードを使ったスライドショーが作成されます。 その後で、他のページのカードを追加することができます。
個々のカードを追加してパブリケーションを作成するには、
-
> パブリケーションをクリックします。
-
新規スライドショーを作成をクリックします。
-
スライドショーにスライドとして追加するカードをダイアログで追加します。
カードは名前で検索することができます。スライドに追加するには、カードの上にマウスポインタをあわせ、+ をクリックします。
スライドショーでは、このダイアログと同じ順番でカードが表示されます。注記:Analyzer でフィルターされたデータを含んだカードをスライドショーに追加すると、スライドショーに表示されるのは、フィルターされたバージョンになります。 同様に、PDP ポリシーでフィルターされたデータが入ったカードをスライドショーに追加すると、スライドショーに表示されるのはフィルターされたバージョンになります。 これが、スライドショーを公開するとその権限に関係なく全てのユーザーが見るバージョンになります。 Analyzer に関する詳細は、データを分析するを参照してください。 -
(オプション)スライドショーでスライドの順番を替えるには、希望する場所にドラッグアンドドロップしてカードの位置を変更します。
-
保存するをクリックします。
-
(条件付き)以下のどれも実行できます:
-
他のユーザーとスライドショーを共有するには、変更をクリックして公開オプションを選択します。
-
今すぐ再生をクリックして、スライドショーを閲覧します。
-
PowerPoint としてダウンロードをクリックして、スライドショーを Microsoft PowerPoint のプレゼンテーションとしてエクスポートします。
-
-
終了をクリックします。
ページの全てのカードを使ったスライドショーを作成するには、
-
スライドショーに追加したいカードのあるページに進みます。
-
右上隅の共同ユーザーのプロフィール写真の隣にある
をクリックします。
-
スライドショーとして公開を選択します。
Domo がページ上のカードをスライドとして追加し、保存できるスライドショーになります。 -
(オプション)スライドショーの名前を編集します。
-
(オプション)カードを名前で特定し、スライドショーに別のカードを追加します。
-
保存するをクリックして、選択したカードをスライドとしてスライドショーに追加します。
デフォルトでは、スライドショーは公開されません。 -
以下のいずれかを実行します:
-
スライドショーを公開するには、変更をクリックし、目的の公開オプションを選択してから、終了をクリックします。
-
今すぐ再生をクリックして、スライドショーを再生します。
-
PowerPoint としてダウンロードをクリックして、スライドショーを Microsoft PowerPoint のプレゼンテーションとしてエクスポートします。
パブリケーションオプション
以下の表に、パブリケーションを公開する際に利用可能なオプションを説明しています:
パブリケーションの状態 |
説明 |
---|---|
一般公開はしない
|
スライドショーは、Domo から見ることができますが、ウェブには公開されていません。 |
パブリック |
スライドショーは、URL を使用してウェブ上で一般公開されます。 他の人にURL のリンクをメールで送ることができます。 |
プライベート |
スライドショーは、URL およびアクセスコードを使用してウェブ上でプライベートに公開されます。 他の人にURL のリンクおよびアクセスコードをメールで送ることができます。 |
パブリケーションにカードを追加する
パブリケーションページに保存されているパブリケーションに、カードを追加できます。
既存のレポートにページの個々のカードを追加するには、 > レポートのスケジュールを選び、レポートに追加オプションを選択します。 その後、カードに追加したいレポートを選ぶことができます。
パブリケーションにカードを追加するには、
-
> パブリケーションをクリックします。
-
スライドショーにカードを追加するには、
> 編集を選びます。
-
追加するカードを検索するで、追加したいカードの名前を入力します。
文字を入力すると上位検索結果がリストに自動的に表示され、文字を加えたり抜いたりすると、フィルターもそれに応じて変動します。 -
リストに追加するカードを選択します。
カードの名前がフィールドに追加されます。注記:Analyzer でフィルターされたデータを含んだカードをスライドショーに追加すると、スライドショーに表示されるのは、フィルターされたバージョンになります。 同様に、PDP ポリシーでフィルターされたデータが入ったカードをスライドショーに追加すると、スライドショーに表示されるのはフィルターされたバージョンになります。 これが、スライドショーを公開するとその権限に関係なく全てのユーザーが見るバージョンになります。 Analyzer に関する詳細は、データを分析するを参照してください。 -
(オプション)上記ステップを繰り返し、更にカードをこのスライドショーに追加できます。
-
(オプション)カードの名前の右側の「x」をクリックすると、フィールドからカードをはずすことができます。
-
追加をクリックして、フィールドに表示されているカードを全てスライドショーに追加します。
追加したカードのスライドがパブリケーションに表示されます。 スライドショーのカードの順番は、このダイアログでのカードの順番により決定されます。 必要に応じてクリックおよびドラッグすることで、ダイアログのカードの位置を並べ替えることができます。
パブリケーションをシェアする
どんなパブリケーションも、特定ユーザーとシェアするかしないかを選択することができます。 パブリケーションを公開する際は、パブリック(URL)でもプライベート(URLおよびアクセスコード)でも開することもできます。 また、メールで他の人にスライドショーのアクセス方法を知らせることもできます。
パブリケーションをシェアするには、
-
パブリケーションページでスライドショーにマウスポインタを合わせ、公開をクリックします。
-
公開オプションを選択します。
-
(オプション)スライドショーを公開する際、パブリックやプライベートにかかわらずメールを送ることができます。これは、ウェブリンクをメールをクリックしてメッセージをタイプして行います。
-
終了をクリックします。
パブリケーションページに、スライドショーの公開ステータスが表示されます。
パブリケーションを管理する
パブリケーションは、パブリケーションページで管理することができます。ここには、自分が作成したスライドショーや他の人が自分とシェアしているスライドショーが表示されています。 スライドショーの上にマウスポインタを合わせると、スライドショーのオブジェクトが裏返り、以下のような様々なオプションが表示されます。 次の表は、このオプションに関する詳細です:
オプション |
説明 |
---|---|
再生 |
Domo のビューア内でスライドショーを再生します。 スライドショービューアーの詳細については、スライドショービューアーを使用するを参照してください。 |
編集 |
カードスライドの追加または削除やスライドの並べ替え、スライドショーの名前変更ができるダイアログが開きます。 変更を加えて保存するをクリックするとその内容が保存されます。 |
公開 |
スライドショーをシェアするためのオプションを設定するダイアログが表示されます。 |
ダウンロード |
スライドショー内のスライドを Microsoft PowerPoint プレゼンテーションとしてエクスポートします。 詳細は、パブリケーションをエクスポートするを参照してください。 |
削除 |
スライドショーを Domo から削除します。 |
以下の行を追加:
今すぐレポートを送信 |
社内のユーザーやグループにこのレポートを送ることができます。 |
レポートをスケジュールする |
社内のユーザーやグループにこのレポートを送るスケジュールの設定ができます。 |
また、カードページ、または詳細ビューからレポートにカードを追加することもできます。 これは、追加したいカードで> レポートのスケジュールを設定を選択し、レポートに追加オプションをクリックすることで行います。 これで、このカードを追加したい既存のレポートを全て選択できるようになります。
パブリケーションをエクスポートする
パブリケーション内の KPI カードのスライドは、Microsoft PowerPoint プレゼンテーションとしてエクスポートすることができます。 エクスポートは(カードデータが更新されるたびに同時に更新される動的なスライドショーとは対照的に)、データのスナップショットを提示したい時に便利です。
以下の表は、エクスポートしたパブリケーションと Domo 内で閲覧されるスライドの主な類似点と差異を示しています。
PowerPoint では… |
Domoでは |
---|---|
|
|
なお Domoでスライドショーを作成せずに、ページにある1 枚またはすべてのカードを PowerPoint としてダウンロードすることもできます。 詳細は、KPI カードをエクスポートするを参照してください。
パブリケーションを Microsoft PowerPoint にエクスポートするには、
- パブリケーションページでエクスポートしたいスライドショーを探します。
> ダウンロードを選択します。
スライドショーを編集した後、保存するをクリックし、PowerPoint としてダウンロードをクリックしてエクスポートすることもできます。
エクスポートしたプレゼンテーションは Microsoft PowerPoint で閲覧することができます。
パブリケーションを管理する
パブリケーションは、管理者設定で管理することができます。 管理オプションには、パブリケーションへのウェブからのアクセスをはずしたり、パブリケーションから個々のカードをはずしたり、またはパブリケーションを完全に削除したり、などがあります。
管理者設定ページのレイアウトについては、管理者設定のレイアウトを参照してください。
パブリケーションを管理するには、
-
> 管理者設定をクリックします。
管理者設定が表示されます。 -
コンテンツの下にある、パブリケーションをクリックします。
スライドショーの一覧と、選択したスライドショーの詳細が表示されます。 -
管理したいスライドショーを選択します。
-
以下のいずれかの操作を行います。
操作
説明
スライドショーの共有を停止する
ウェブからスライドショーへのアクセスを削除するには公開を停止するをクリックします。
スライドショーからカードをはずす
スライドショーからはずしたいスライドの隣にあるはずすをクリックします。 確認画面が出たら、削除をクリックしてスライドショーからカードの削除を確定します。
スライドショーを削除する
選択したスライドショーを Domo から削除するには削除をクリックします。 確認画面が表示されたら、削除をクリックしてスライドショーの削除を確定します。
注記:スライドショーで管理操作を実行すると、スライドショーの所有者に通知が送信されます。
カードの 1 回限りのスライドショーをページで閲覧する
ページにあるカードは、1 回限りの(未保存の)スライドショーとして閲覧することができます。
ページスライドショーはページにあるカードを全て表示するため、スライドショー用にページのデザインを作成すると良いでしょう。 例えば、開発担当部署の各プロジェクトチームがそれぞれページを持っていたとします。そしてソフトウェアのバグ解消のため、各チームの進捗状況を見せたいとします。 そして、そのデータを示すカードを使って新しいページを作成し、そのページのスライドショーを再生するという風にします。
注記:
-
ページ上のカードをスライドショーとして閲覧するのは、ページにあるカードを確認する簡単な方法ですが、スライドショーは保存されません。
ページ上のカードのスライドショーを作成そして保存し、他の人がいつでも閲覧できるようにしたい場合は、以下のオプションがあります:-
動的なスライドショーを作成するには、ページの右上隅の
をクリックして、スライドショーとして公開を選択、そして保存するをクリックします。 これにより、スライドショーは Domo のインスタンスに保存されます。 ここからスライドショーのダウンロード、再生、公開、編集、削除をすることができます。 詳細は、パブリケーションを作成するを参照してください。
-
ページメニューからPowerPoint にエクスポート
を選択することで、カードのページを直接 PowerPoint にエクスポートすることができます。 この場合、スライドショーは Domo に保存されず、データもアップデートされません。 それでも、データのスナップショットを素早く作成してシェアするには適した方法です。 詳細は、KPI カードをエクスポートするを参照してください。
-
-
ランチャーページからは、特定の Connector もしくはデータ Connector によって作成されているカードをスライドショーとして閲覧することができます。 詳細は、データプロバイダーのカードを閲覧するを参照してください。
ページ内の全てのカードをスライドショーで再生するには
-
表示したいカードがあるページまで進みます。
-
ページの右上隅の共同ユーザーのプロフィール写真の隣にある
をクリックします。
-
スライドショーとして閲覧を選択します。
スライドショービューアーのコントロールに関しては、以下のセクションを参照してください。
スライドショービューアを使用する
Domo には、フルスクリーンモードでカードを一枚ずつ表示させるスライドショービューアーが搭載されています。 ビューアーでは、スライドショーの一時停止、次のスライドへの早送り、前のスライドへの巻き戻し、スクリーンに表示される時間の指定などの基本コントロールが用意されています。
スライドショーでマウスを動かすと、スクリーンの右上隅にメインコントロールが一時的に現れます。 また、スクリーンの他の部分でも、そこでマウスを動かすと他のコントロールが表示されます。 これらについては、以下で説明します。
メインコントロール
Domo のスライドショーは、スライドのナビゲーション、一時停止、再生、スライド間の時間設定、フルスクリーン表示などの主なコントロール機能を備えています。 コントローラーはスライドショーをスタートすると、スクリーン右上隅に表示されます。 コントローラーは数秒後には消えますが、マウスを動かすことで再び表示されます。 これらのコントロールには以下のものがあります。
コントロール |
説明 |
---|---|
|
ページの前のカードに戻ります。 |
|
スライドショーを一時停止します。 スペースキーを使って一時停止することもできます。 |
|
一時停止されたスライドショーを再生します。 スペースキーを使って再開することもできます。 |
|
ページの次のカードへ進みます。 |
|
次のカードを表示するまでの時間を選択することができます。 デフォルトで、間隔は10秒に設定してあります。 |
|
スライドショーをフルスクリーンで開きます。 |
|
スライドショーのフルスクリーンバージョンを閉じます。 |
|
スライドショーヒントパネルを表示します。 |
|
スライドショーを閉じて、カードページへ戻ります。 Escキーを押してスライドショーを閉じることもできます。 |
戻る・進むの矢印
スクリーンの左側または右側でマウスを動かすと、大きな矢印が表示され、クリックすると前のスライドまたは次のスライドへ移動します。 メインコントローラーの矢印と似た矢印です。 スライドショー内で、この矢印が便利なナビゲーション機能を果たします。
回転式カード
スクリーンの下部でマウスを動かすと、カードがたくさん現れます。カードをクリックすると、スライドショーはそのカードにジャンプします。 ページに 8 枚以上のカードがある場合、と
の矢印でカードを左右に「スライド」させ、更にカードを表示させることができます。 矢印が薄い色で表示されている時は、その方向に進んでもそれ以上カードはないということを意味します。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。