はじめに
Microsoft SQL Serverは、Microsoftが開発したリレーショナルデータベース管理システムです。このコネクターを使用すると、Domo DataSetからMicrosoft SQL Serverデータベースにデータをエクスポートできます。Microsoft SQL Server APIについての詳細は、同社のウェブサイト(https://technet.microsoft.com/en-us/library/aa174556(v=sql.80).aspx)を参照してください。
MS SQLデータベースへのデータのエクスポートはData Centerで行います。このトピックでは、MS SQLデータベースWritebackコネクターユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報は「データコネクターを使ってDataSetを追加する」で説明しています。
必要条件
このコネクターを設定するには、次の情報が必要です。
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DomoクライアントIDとクライアントシークレット。これらの認証情報を取得するには、次の手順を実行します。
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Domo開発者アカウント(https://developer.domo.com/login)にログインします。
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目的のデータとユーザーアプリケーションの範囲を選択します。
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[作成] をクリックします。
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MS SQLデータベースまたはスキーマの名前。
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MS SQLデータベースサーバーのホスト名またはIPアドレス(例:db.mycompany.com)。
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MS SQLデータベースサーバーのポート番号。
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MS SQLのユーザー名とパスワード。
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MS SQLサーバーのポート番号。
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MS SQL CA証明書
接続を設定する
このセクションでは、[MS SQL Writebackコネクター] ページの [認証情報] および [詳細] ペインのオプションについて説明します。このページの他のペインの項目である [スケジュール設定] や [DataSetの名前と説明] に関しては、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については「データコネクターを使ってDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報] ペイン
このペインには、Domo開発者アカウントのほか、データのコピー先となるMS SQLデータベースのテーブルに接続するための認証情報の入力フィールドがあります。下表では、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
DomoクライアントID |
DomoクライアントIDを入力します。 |
Domoクライアントシークレット |
Domoクライアントシークレットを入力します。 |
データベース名 |
MS SQLデータベース名を入力します。 |
ホスト |
MS SQLデータベースのホスト名を入力します。 |
ユーザー名 |
MS SQLのユーザー名を入力します。 |
パスワード |
MS SQLのパスワードを入力します。 |
CA証明書 |
MS SQL CA証明書のテキストを貼り付けます。 |
ポート |
MS SQLデータベースのポート番号を入力します。 |
これらの認証情報の入手方法については、前述の「必要条件」を参照してください。
有効な認証情報を一度入力しておくと、随時同じアカウントを使用して新しいDomo-MS SQL接続を設定できます。コネクターアカウントは、Data Centerの [アカウント] タブで管理できます。このタブの詳細については「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細] ペイン
このペインには、データを指定してデータの送信先を示すための多数のフィールドがあります。
メニュー |
説明 |
---|---|
DataSet ID |
MS SQLにコピーするDataSetのDataSet ID(GUID)を入力します。Data CenterでDataSetの詳細ビューを開き、URLのdatasources/に続く部分を見ると、IDを見つけることができます。たとえば、URLがhttps://mycompany.domo.com/datasources/845305d8-da3d-4107-a9d6-13ef3f86d4a4/details/overviewであれば、DataSet IDは845305d8-da3d-4107-a9d6-13ef3f86d4a4になります。 |
テーブル名を選択 |
データがコピーされるテーブルの命名方法を選択します。
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カスタムのテーブル名 |
DataSetデータをコピーするMS SQLデータベースのテーブルの名前を入力します。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、残りのコネクターインターフェースのセクションの詳細については、「データコネクターを使ってDataSetを追加する」を参照してください。
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