はじめに
JavaScript Object Notation(JSON)は、使いやすい軽量のデータ交換フォーマットです。DomoのJSONカスタムコネクターを使うと、SFTPサーバーにアップロードしたJSONファイルにアクセスすることができます。HTTPおよびHTTPSコールでファイルをインポートしたり、コンピュータから直接ファイルをアップロードしたりすることもできます。JSON APIに関する詳細は、ウェブサイト(http://jsonapi.org)を参照してください。
JSONアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、JSONコネクターのユーザーインターフェイスに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
ベストプラクティス
コネクターを使用する前に、JSON検証ツールでJSONコードを確認します。
必要条件
JSONアカウントに接続してDataSetを作成するには、JSONファイルがあるサーバーの認証情報が必要です。
JSONアカウントに接続する
このセクションでは、JSONコネクターページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページ内のその他のペインである[スケジュール設定]と[DataSetに名前を付けて説明を入力]の項目は、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、JSONアカウントにアクセスする認証情報の入力フィールドがあります。下表は、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド | 説明 |
---|---|
ユーザー名 | SFTPまたは基本認証を使用している場合、ユーザー名を入力します。それ以外の場合は、空白のままにします。 |
パスワード | SFTPまたは基本認証を使用している場合、パスワードを入力します。それ以外の場合は、空白のままにします。 |
有効なJSON認証情報を一度入力しておくと、随時同じアカウントを使用して新しいカスタムJSON DataSetを作成できます。コネクターのアカウントはData Centerの[アカウント]タブで管理することができます。このタブの詳細については「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインでは、接続先のサーバー/SFTPサイト、JSONファイルの名前、およびその他の構成の設定を指定します。
メニュー | 説明 |
---|---|
接続タイプ |
作成する接続のタイプを選択します。含まれるオプション:
|
使用するHTTPメソッドを選択 | HTTPリクエストが「接続タイプ」として選択されている場合、HTTPメソッドとしてGETまたはPOSTを選択してください。 |
JSONファイルへのURLを入力 | JSONファイルのURLを入力します。 |
証明書はどのように提供しますか |
HTTPリクエストが「接続タイプ」として選択されている場合、証明書の提供方法を選択してください。
|
詳細設定
メニュー | 説明 |
---|---|
HTTPSヘッダー | HTTPSヘッダーのキーと値を入力します。このオプションは、HTTPリクエスト接続タイプでのみ利用できます。 |
クエリパラメーター | クエリパラメーターのキーと値を入力します。このオプションは、HTTPリクエスト接続タイプでのみ利用できます。 |
日付クエリのパラメーター | 日付クエリのパラメーターとして、日付フィルターなし、単一の日付、または日付範囲を選択します。このオプションは、HTTPリクエスト接続タイプでのみ利用できます。 |
JSON設定 | JSONテキストでラインリーダーが必要かどうかと、バックスラッシュ文字をエスケープするかどうかを指定します。 |
解析
ページ設定
データをページ設定する方法を選択します。
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改ページなし
-
結果から次のURLを取得する
-
結果から次のページトークンを取得する
-
レコード別にオフセット
-
ページ別にオフセット
解析
データプレビューを使用することで、列をクリックして解析用にデータの書式を設定することができます。
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、このページにないセクションに記載のコネクターインターフェースについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
よくある質問
このコネクターを作成するにはどのような認証情報が必要ですか?
SFTPファイルの場合、ユーザー名とパスワードが必要です。HTTPを使用してデータをインポートする場合は、URLが基本認証をサポートしていると、ユーザー名とパスワードの入力が必要となることがあります。必要な場合は、パラメータまたはヘッダーで認証を渡すことができます。
データはどれくらいの頻度で更新できますか?
DataSetは15分ごとに実行できます。
このコネクターは改ページをサポートしていますか?
はい。改ページを有効にするには、APIでサポートされている改ページタイプを選択して、必要な詳細を入力します。
データを解析する手順を教えてください。
[解析]ペインの[解析]タブで、拡張または変更するデータが格納されている列を選択します。おすすめのアクションにカーソルを置いて効果を確認し、目的のアクションをクリックして選択します。希望する状態でデータが表示されるまで繰り返します。必要に応じて、右側にある履歴セクションを使用してアクションを取り消します。
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