はじめに
DomoのDataSet Copyコネクターを使うと、Domoのインスタンスから別のインスタンスにデータをコピーすることができます。この操作はData Centerで行います。
DataSet Copyコネクターは「ファイル」コネクターです。つまり、ファイルを取得してDomoに出力します。Data Centerでこのコネクターや他のファイルコネクターのページにアクセスするには、ウィンドウ上部のツールバーで[ファイル]をクリックします。
このコネクターには、通常バージョンと高度なバージョンの2つのバージョンがあります。これらのバージョンの違いは、高度なバージョンではコピー元となるDemoインスタンスのユーザー名とパスワードが必要な点のみです。そのため、高度なバージョン専用のドキュメントは用意していません。
このトピックでは、DataSet Copyコネクターのユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報は、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
必要条件
インスタンスから別のインスタンスにデータをコピーするには、以下が必要です。
-
データのコピー元となるDataSetのアクセストークン。このトークンは、データのコピー元となるDataSetの所有者に属しています。「管理者」のセキュリティ権限があれば、アクセストークンを生成することができます。もしそうでない場合は、管理者にアクセストークンをリクエストする必要があります。トークンの期限が切れていないことを確認します。アクセストークンの生成に関する詳細は、「アクセストークンを管理する」を参照してください。
-
コピーするDataSetを含むDomoインスタンス。たとえば、DomoのURLがhttps://abc123.domo.comの場合は、インスタンスはabc123 です。
-
コピーするデータのデータソースID。データソースIDは、Data CenterでDataSetの[詳細]ビューを開いて見つけることができます。IDは、URL内の"/datasources/"に続く数値です。
-
コピー元となるDomoインスタンスの認証情報(ユーザー名とパスワード)(高度なバージョンのみ)。
コネクターを設定する
このセクションでは、DataSet Copy Connectorページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページ内の残りのペインである[スケジュール設定]と[DataSetに名前を付けて説明を入力]の項目は、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については「データコネクターを使ってDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、DataSet Copyアカウントを作成するための認証情報の入力フィールドがあります。下表では、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
ユーザー名(高度なバージョンのみ) |
コピー元となるDomoインスタンスのユーザー名を入力します。 |
パスワード(高度なバージョンのみ) |
コピー元となるDomoインスタンスのパスワードを入力します。 |
アクセストークン |
データのコピー元となるDataSetのデベロッパートークンを入力します。 |
Domoインスタンス |
コピーするデータを含むDomoインスタンスを入力します(高度なバージョンのコネクターでは、このパラメーターは[詳細]ペインにあります)。 |
前述の認証情報の入手方法については、前述の「必要条件」を参照してください。
有効な認証情報を一度入力しておくと、随時同じアカウントを使用して新しいDomo DataSet Copy DataSetを作成できます。コネクターのアカウントはData Centerの[アカウント]タブで管理することができます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、コピーするDataSetの詳細を入力します。
フィールド |
説明 |
---|---|
データソースID |
コピーするデータのデータソースIDを入力します。データソースIDの取得方法の詳細については、上記の「必要条件」を参照してください。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、更新に関するオプションなど、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。