はじめに
IBM DB2には、IBMにより開発されたデータベースサーバー製品が含まれています。これらの製品は、オブジェクトリレーショナル機能と、JSONやXMLなどの非リレーショナル構造をアシストするリレーショナルモデルをサポートしています。DomoのIBM DB2コネクターを使用し、与えられたSQLクエリに基づきIBMデータベースからデータを取得します。
IBM DB2データベースには、Data Centerから接続します。このトピックでは、DB2コネクターユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
必要条件
IBM DB2データベースに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
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IBMアカウントのログインに使用するユーザー名とパスワード
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データベースのホスト名
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データベースのポート番号
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データベース名
CA証明書テキストまたはURLパスは、[証明書タイプ]メニューで[証明書テキスト]または[URLパス]それぞれ選択した場合のみ、必要になります。
IBM DB2データベースに接続する前に、接続先となるデータベースサーバーのポートで使用するIPアドレスをいくつかホワイトリストに登録する必要があります。IPアドレスの詳細なリストは、「コネクターのIPアドレスをホワイトリスト化する」を参照してください。
IBM DB2データベースに接続する
このセクションでは、[SAP Adaptive Server Enterpriseコネクター] ページの [認証情報] および [詳細] ペインのオプションについて説明します。 このページのほかのペインの項目にある [スケジュール設定] や [DataSetの名前と説明] に関しては、コネクタータイプのほとんどで共通です。詳細につきましては「 データコネクターを使用してDataSetを追加する」をご覧ください。
[認証情報]ペイン
このペインには、IBM DB2データベースに接続する認証情報の入力フィールドが含まれています。下表では、各フィールドで必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
ユーザー名 |
IBMアカウントユーザー名を入力します。 |
パスワード |
IBMアカウントのパスワードを入力します。 |
ホスト |
DB2データベースのホスト名を入力します。例:db.company.com |
ポート |
DB2データベースのポート番号を入力します。 |
データベース名 |
DB2データベースの名前を入力します。 |
証明書タイプ |
証明書のタイプを選択します。証明書を含めない場合は、[証明書なし]を選択します。[証明書テキスト] を選択する場合は、[証明書]に証明書のテキストを貼り付ける必要があります。[URLパス]を選択する場合は、証明書が保存されている場所のURLを[証明書]に入力する必要があります。 |
証明書 |
CA証明書用テキストを貼り付けるか、証明書がある場所のURLを入力します。これはオプションです。証明書を含めない場合は、[証明書タイプ]メニューで[証明書なし]を選択します。 |
有効な認証情報を一度入力しておくと、随時同じアカウントを使用して新しいIBM DB2 DataSetを作成できます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインでは、SQLクエリを作成して、データベースからデータを取得します。[クエリ]パラメーターは必須です。他の3つのパラメーターは、このクエリを作成する場合に役立ちます。
メニュー |
説明 |
---|---|
クエリ |
必要なデータを選択するための構造化照会言語(SQL)クエリを入力します。例: select * from Employee クエリの作成にサポートが必要な場合は、自動生成されたクエリを[クエリヘルパー]フィールドからコピーしてこのフィールドに貼り付けます。 |
データベース表(オプション) |
Domoに引き込むデータを含む表を選択します。選択した表は、[クエリヘルパー]フィールドの自動生成されるクエリに追加されます。 |
表の列(オプション) |
Domoに引き込むデータを含む表の列を選択します。選択した列は、[クエリヘルパー]フィールドで自動生成されるクエリに追加されます。 |
クエリヘルパー(オプション) |
クエリの作成にサポートが必要な場合は、このクエリをコピーして[クエリ]フィールドに貼り付けます。[データベース表]で表を、[表の列]で列を選択すると、このクエリが自動的に生成されます。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
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