はじめに
Amazon Auroraは、クラウド向けに構築され、MySQLやPostgreSQLと互換性のあるリレーショナルデータベースです。Amazon Auroraについて詳しくは、Webページ(https://aws.amazon.com/rds/aurora/)を参照してください。
Amazon Auroraのアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、Amazon Auroraコネクターのユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
必要条件
Amazon Auroraアカウントに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
-
JDBCドライバー(現時点で、バージョン8.0.13または5.1.38のいずれか)
-
データベースサーバーのホスト名またはIPアドレス(例:db.company.com)
-
MySQLデータベースまたはスキーマの名前
-
MySQLのユーザー名とパスワード
-
MySQLのポート番号
オプションで、SSL CA証明書のあるURLを含めることもできます。
ホワイトリスト化
MySQLデータベースに接続する前に、データベースサーバーの接続 ポート でIPアドレスをいくつかホワイトリストに登録する必要があります。IPアドレスの詳細なリストは、「 コネクターのIPアドレスをホワイトリスト化する」を参照してください。
Amazon Auroraデータに接続する
このセクションでは、[Amazon Auroraコネクター]ページの[認証情報]および[詳細]のオプションについて説明します。 このページのほかのペインの項目にある[スケジュール設定] や[DataSetの名前と説明]に関しては、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については、「 データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、Amazon Auroraデータベース内のデータに接続する認証情報の入力フィールドが含まれています。下表では、各フィールドで必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
JDBCドライバー |
使用するJDBC ドライバーを選択します。 |
ホスト |
データベースサーバーのホスト名またはIPアドレス(例:db.company.com)を入力します。 |
データベース名 |
データの取得元であるデータベース名を入力します。 |
ユーザー名 |
MySQLユーザー名を入力します。 |
パスワード |
MySQLパスワードを入力します。 |
CA証明書 |
SSL CA証明書のあるURLを入力します(オプション)。 |
有効なAmazon Aurora認証情報を一度入力しておくと、いつでも同じアカウントを使用して新しいAmazon Aurora DataSetを作成することができます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブについて詳しくは、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインで、SQLクエリを作成して、データベースからデータを取得します。パラメーターは使用しても、使用しなくても構いません。
メニュー |
説明 |
---|---|
クエリタイプ | 使用するMySQLクエリタイプを選択します(パラメーターの使用は問いません)。 |
クエリ |
必要なデータを選択するための構造化照会言語(SQL)クエリを入力します。例: select * from Employee クエリヘルパーパラメーターを使用して、使用可能なSQLクエリを記述できます。クエリヘルパーを使用するには、以下の手順を実行します。
|
クエリパラメーター |
クエリパラメーターの値を入力します。これは、クエリパラメーターの初期値です。このオプションを使用して、最終実行日以降の新しいデータを取得できます。 例えば、[クエリ]フィールドに次のクエリを入力した場合は、
これに続けて、[クエリパラメーター]に以下の内容を入力すると、
この場合、最初の実行では3行返され、それ以降は必ず1行返されます。結果は、大きな値から小さな値の順に並び変えられています。 同様に、[クエリ]フィールドに次のクエリを入力した場合は、
これに続けて、[クエリパラメーター]に以下の内容を入力すると、
この場合、最初の実行時に5行返され、それ以降は必ず0行返されます。 |
TinyInt値をBoolean値として扱いますか? |
TinyInt値をBoolean値として扱う場合は、[はい]を選択します。 |
値を他の型にキャストするには、 |
値を整数または記号列にキャストするかどうかを選択します。 |
データベース表(オプション) |
Domoにインポートするデータベース表を選択します。 |
表の列(オプション) |
Domoにインポートする表の列を選択します。 |
クエリヘルパー(オプション) |
このフィールドのSQLステートメントをコピーして、[クエリ]に貼り付けます。詳細については、上記の「クエリ」を参照してください。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
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