はじめに
Domoでは500を超えるコネクターからなるエコシステムを活用して、すぐに業務に役立つ最先端のソリューションを提供しています。Domoではコネクターを定期的にレビューしてその機能を強化し、お客様に堅牢なサービスを提供しています。
2018年11月26日に、Mixpanelコネクターの効率と拡張性を向上させるため、MixpanelコネクターのRaw Dataレポートの解析ロジックを更新します。この変更は、重複する(大文字/小文字が区別される)列を持つDataSetにのみ影響します。重複列のないほかのDataSetは影響を受けません。
例:現在のDataSetには、$brandと$Brandという列がある可能性があります。$Brandは重複列と見なされるため、列名に「1」が追加されて$brand1が残されます。ただし、更新によって新しい列は$brand_1と$Brandとなります。$brand_1が古い$brand列、$Brandは$Brand1列になります。
この変更が適用される日時
2018年11月26日
どのような影響がありますか?
DataSetに重複する(大文字/小文字が区別される)列がある場合にのみ影響があります。
お客様にお願いするご対応
DataSetに重複する(大文字/小文字が区別される)列がある場合、列を新しい列名に割り当て直す必要があります。
Mixpanelは、ウェブやモバイルアプリケーションのユーザーインタラクションを追跡するビジネス分析サービスです。Mixpanel APIの詳細については、ウェブサイト(https://mixpanel.com/docs/api-docume...ata-export-api)を参照してください。
Mixpanelコネクターは「クラウドApp」コネクターであるため、クラウドに保管されたデータの取得が可能です。Data Centerのウィンドウ上部にあるツールバーで[クラウドApp]をクリックすると、MixpanelコネクターやほかのクラウドAppコネクターのページにアクセスできます。
Mixpanelアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、Mixpanelコネクターユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報は、「コネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
主な使用事例 |
このコネクターは以下の使用事例に適しています。
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主なメトリクス |
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社内における主な権限 |
マーケティング権限 |
平均導入時間 |
5時間以内 |
使いやすさ(1から10のスケールで、1が「最も使いやすい」) |
6 |
必要条件
Mixpanelアカウントに接続してDataSetを作成するには、以下の情報が必要です。
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サーバーがホストされている地域を選択
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Mixpanel APIのシークレット
これらの認証情報を取得するには、以下を実行します。
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Mixpanelにログインします。
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右上隅の自分の名前をクリックします。
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[Account]を選択します。
-
[Projects]をクリックします。
ウィンドウに、APIキーとシークレットが表示されます。
Mixpanelアカウントに接続する
このセクションでは、Mixpanelコネクターページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目にある [スケジュール設定] や [DataSetに名前を付け、説明を入力] に関しては、ほとんどのコネクタータイプで共通です。詳細については「コネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、Mixpanelアカウントに接続するための認証情報を入力するフィールドがあります。以下の表に、各フィールドに必要な情報を示します。
フィールド |
説明 |
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Server Region | サーバーがホストされている地域を選択します。 |
API Secret | Mixpanel APIのシークレットを入力します。 |
これらの認証情報の入手方法については、前述の「必要条件」を参照してください。
有効なMixpanelの認証情報を一度入力しておくと、いつでも同じアカウントを使用して新しいMixpanel DataSetを作成できます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、メインとなる[Reports]メニューのほか、選択したレポートタイプに応じて表示/非表示になる様々なメニューが含まれています。
メニュー |
説明 |
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Report |
実行したいMixpanelレポートを選択します。以下のレポートを利用できます。
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Type | 取得するデータのタイプを[Average]、[General]、[Unique]から選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Where |
返されるイベントをフィルタリングするための式を入力します。例:
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Columns List | 取得したい列をカンマ区切りのリストとして入力します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Event Name | データを取得したいイベントを選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Unit | レポートデータの内訳の時間単位を選択します。例えば、[Month]を選択した場合、レポートのデータは月別に分類されます。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Unit Count | 引き込みたいデータの単位数を入力します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Funnel Name | データを取得するファネルを選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Past Days | レポートに表示するデータの日数を入力します。この値は、Xをプラスの整数とし、X、XDay、またはXDaysで指定できます。例:30Days | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Days Back to End | レポートのデータの終了日は、何日遡るべきかを入力します。この値は、Xをプラスの整数とし、X、XDay、またはXDaysで指定できます。例:30Days | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Backfill | バックフィルは、初回の実行で行う 1 回限りのデータ取得です。それ以降の実行ではデータのバックフィルは行われません。過去データを取得する日数を入力します([Past Days]の値を基準にして)。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
On |
イベントをセグメントするプロパティの式を入力します(Retentionレポートでは、2 つめのイベントがセグメント化されます)。 例:
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Retention Type | [Compounded]または[Birth]のいずれかのリテンションタイプを選択します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Born Event | Birthリテンションのコホートでカウントされるために、ユーザーが最初に行うべきイベントを入力します。例::event integration | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Born Where |
Born Eventをフィルタリングする式を入力します。例:properties["signedup"] |
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Retention Event Name | リテンションにカウントするイベントの名前を入力します。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
Buckets | データをグループ化するバケットの数を入力します。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、更新に関するオプションなど、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「コネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
トラブルシューティング
WHERE節がうまく書けません。WHERE節を書く際は、以下を確認してください。
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すべての単語のスペルが正しいか?
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参照するプロパティ、イベント、列のスペルが正しいか? あるいは存在するか?
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WHERE節の句読点は正しいか?(ツールチップに例があります)
ほかにも、以下のような疑問点があります。
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リスト表示される列は、「Engage」レポートが返す有効な列か?
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[Past Days]フィールドの値は有効なフォーマットか?
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