はじめに
デフォルトでは、DataSetを作成したユーザーはDataSetの所有者として設定され、DataSetにアクセスできる唯一のユーザーとなります。ほかのユーザーやグループとDataSetをシェアすると、メンバーであるユーザーがDataSetにアクセスしてデータの表示と編集をできるようになります。これは、Data CenterにあるDataSetの詳細ビューで行います。Data Centerの各部分の詳細については、「Data Centerのレイアウト」を参照してください。
DataSetをシェアする場合は、オプションでメール通知を送信して、受信者にDataSetがシェアされていることを知らせることができます。
これらのDataSetで作成されたカードをシェアすることで、DataSetをシェアすることもできます。カードのシェアに関する詳細は「コンテンツへのアクセス権のシェアと削除」を参照してください。
ビデオ - DataSetの共有
アクセス権限
DataSetをユーザーやグループとシェアする場合は、そのユーザーやグループを以下のようにいずれかの権限に割り当てることができます。(DataSetの所有者にはすべての権限があります。所有者と共同所有者は、DataSetの「すべての行」PDPポリシーに追加されます)
権限 | DataSetのすべてのデータを表示できますか? | カードを作成できますか? | DataSetの設定を変更できますか? | シェア時にユーザーやグループメンバーを共同所有者または編集ユーザーとして割り当てることはできますか? | DataSetをシェアできますか? | DataSetを表示できますか? |
---|---|---|---|---|---|---|
共同所有者 |
x |
x |
x |
x |
x |
x |
編集権限 |
x(PDPで制限されていない場合) |
x |
|
x(所有者と共同所有者のみ) |
x |
x |
シェア権限 |
|
x |
|
|
x |
x |
DataSetの所有者の変更については、「DataSetの所有者を変更する」を参照してください。
DataFlowアクセス
DataFlowのすべての入力DataSetをユーザーやグループとシェアすると、そのユーザーやグループメンバーはDataFlowにアクセスして編集できるようになります。たとえば、DataSet AとDataSet BがDataFlow Cの唯一の入力である場合、DataSet AとDataSet Bを「Sales Team West Region」グループのメンバーとシェアすると、 そのグループのすべてのメンバーがDataFlow Cを編集できるようになります。
DataFlowの出力DataSetをシェアしても、DataFlowへのアクセスは許可されません。DataFlowを編集可能にするには、DataFlowで使用されているすべての入力DataSetと出力DataSetでユーザーがシェアされている必要があります。
DataFlowの詳細については「DataFlowの管理」を参照してください。
PDPの影響
一般的に、DataSetをユーザーとシェアしてもPDPに影響はありません。唯一の例外は、ユーザーを所有者または共同所有者にする場合です。この場合、そのユーザーは自動的に「すべての行」PDPポリシーに追加され、DataSet全体にアクセスできるようになります。そのため、ユーザーに対してPDP制限を保持する場合は、DataSetをシェアする際にそのユーザーを編集ユーザーに設定してください。
DataSetをシェアする
DataSetの詳細ビューでは、DataSetへのアクセスをユーザーやグループとシェアできます。
DataSetを1つ以上のユーザーやグループとシェアするには:
-
画面上部のツールバーの[データ]をクリックします。
デフォルトでは、 [Data Warehouse]タブが開いた状態でData Centerが開きます。 -
[DataSet]タブを開くには、画面の左側にある
アイコンをクリックします。
-
様々なフィルターや検索のオプションを使用して、シェアするDataSetを特定します。
これらのオプションのS使用の詳細については「Data Centerのレイアウト」を参照してください。 -
DataSetをクリックして、その詳細ビューを開きます。
-
>
を選択します。
-
ダイアログの下部にある[ユーザーを追加]をクリックします。
-
ユーザー名またはグループ名を[ユーザーを検索]フィールドに入力します。
文字を入力すると上位検索結果がリストに自動的に表示され、文字の追加や削除に応じてフィルタリングされます。 -
DataSetをシェアするユーザーやグループをリストから選択します。
ユーザーやグループの名前がフィールドに表示されます。 -
ユーザーまたはグループに必要なアクセスレベルを選択します。
各レベルの権限を示す表については、「アクセス権限」を参照してください。注記:ここで使用できるオプションは、DataSetのアクセス権限によって異なります(ただし「管理者」セキュリティプロフィールまたは「DataSetを管理」が有効のカスタム権限を持っている場合は、常にすべてのオプションが表示されます)。 -
(オプション)前の3つのステップを繰り返し、別のユーザーまたはグループを追加してアクセス権を設定します。
-
(オプション)名前の右にある「x」をクリックして、フィールドからユーザーまたはグループを削除します。
-
(オプション)[メッセージの内容]フィールドにメッセージを書き込んで、受信者にDataSetがシェアされていることを知らせます。
-
[シェア]をクリックします。
選択したユーザーとグループがDataSetにアクセスできるようになります。さらに、メッセージを書き込んでそのボックスを選択すると、その内容を知らせるメールがすべてのユーザーとグループメンバーに送信されます。
ユーザーのDataSetアクセスレベルを変更する
DataSetへのアクセス権を持っているユーザーに対して、アクセスレベルを変更したり、アクセス権を完全に削除したりできます。この操作はDataSetの詳細ビューで実行できます。ユーザーのアクセス権を「共同所有者」に切り替える場合は、自分自身が共同所有者である必要があります(または「管理者」セキュリティプロフィールまたは「DataSetを管理」が有効のカスタム権限が必要です)。
ユーザーまたはグループのDataSetアクセスレベルを変更するには:
-
画面上部のツールバーの[データ]をクリックします。
デフォルトでは、 [Data Warehouse]タブが開いた状態でData Centerが開きます。 -
[DataSet]タブを開くには、画面の左側にある
アイコンをクリックします。
-
様々なフィルターや検索のオプションを使用して、アクセス権を変更するDataSetを特定します。
これらのオプションの使用の詳細については「Data Centerのレイアウト」を参照してください。 -
DataSetをクリックして、その詳細ビューを開きます。
-
>[共有を管理]の順に選択します。
-
アクセス権を変更/削除するリストから、ユーザーまたはグループを特定します。
-
以下のいずれかを行います。
-
ユーザーまたはグループのアクセスレベルを変更するには、ドロップダウンメニューから目的のアクセスレベルを選択します。
-
ユーザーまたはグループに対してDataSetのアクセス権を完全に削除するには、ドロップダウンメニューの右にある「x」をクリックします。
-
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