KPIカードの詳細ビューの中にある[インサイト]サブタブには、Domoのネイティブ自然言語ジェネレーションツールである「Mr. Roboto」によって自動的に生成された、カードの要素に関する分析が表示されます。デフォルトでは、Mr. Robotoは増加値がポジティブ、減少値がネガティブと想定し、変化を説明するときにそのような言語を使用することができます。例えば、「良いお知らせです。先月、売上収益は上昇しました」といった内容が表示される可能性があります。これは、営業収益の増加が会社にとってポジティブだと見なされるためです。しかし、カードが増加する値ではなく、減少する値によって成功を測定する場合はどうなるでしょう?例えば、昨年サッカー選手が負った怪我の数を示すカードの場合、「良いお知らせです。昨年のサッカーにおける怪我の数が上昇しました」というメッセージが表示されるのは道理が合いません。
これを回避して、ポジティブな変化がネガティブなセンチメントと関連付けられ、ネガティブな変化がポジティブなセンチメントを関連付けられるようにする方法があります。この操作はDataSetレベルで行う必要があり、ポジティブ、またはネガティブなセンチメントを与えたい列に特定のタグを追加します。タグは次のようになります。
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upsentiment:good:この列に対するポジティブな変化がポジティブなセンチメントと関連付けられる場合。
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upsentiment:bad:この列に対するポジティブな変化がネガティブなセンチメントと関連付けられる場合。
先ほどのサッカーの怪我の例では、カードを起動するDataSetの詳細ビューに入り、負った怪我の数を含む列にupsentiment:badタグを追加することにより、デフォルトのセンチメントを変更できます。
インサイトのデフォルトのセンチメントを変更するには、
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Data Centerを開きます。
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デフォルトのセンチメントを変更したいカードを起動しているDataSetを見つけます。
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[データ]タブをクリックします。
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[スキーマ]サブタブをクリックします。
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更新したい列を見つけます。
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[タグを追加]をクリックします。
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(条件付き)この列に対するポジティブな変化がポジティブなセンチメントに関連付けられている場合、upsentiment:goodをタグとしてを追加します。または、ポジティブな変化がネガティブなセンチメントに関連付けられている場合、 upsentiment:badを追加します。
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