デフォルトでは、2つの数値の目盛りを使用したチャートを作成する際(折れ線+集合棒グラフまたは折れ線+積上げ棒グラフなど)、その目盛りは目盛り同士ではなく、測定しているデータに対応して自動的に変化するようになっています。この機能は以下のチャートの例に示されています。ある都市の5ヶ月間の降雪量と交通事故件数の相関関係を示しているものです。左側の数値の目盛りは降雪量を示す折れ線に対応し、0から25の範囲で5ずつ増加します。右側の数値の目盛りは、交通事故件数を示す棒に対応し、0から100の範囲で20ずつ増加します。
この例では目盛りが同期されていないため、線と棒をそれぞれの目盛りと照合させるのに時間がかかります。線と棒の両方で同じ数字が使用されるように目盛りを同期させると、2軸チャートをより読み取りやすく、理解しやすいものにすることができます。
以下の例では、上の例のチャートの目盛りを同期させるとどうなるかを示しています。
チャートの目盛りを同期させると、データを読み取りやすくすることができます。どの目盛りが線や棒に対応しているのか、時間をかけて把握する必要がなくなります。
2軸チャートの数値を同期させるには:
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編集するチャートのAnalyzerを開きます。
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[チャートの設定]で、[一般]をクリックします。
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[目盛りの値を同期]にチェックを入れます。
チャートの数値の目盛りを同期させた後、2つ目の目盛りを非表示にして、チャートの目盛りを1つだけ表示することができます。以下の例では、上の例のチャートで2つ目の目盛りを非表示にした状態を示しています。
2軸チャートで、2つ目の目盛りの数値を非表示にするには:
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編集するチャートのAnalyzerを開きます。
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[チャートの設定]で、[一般]をクリックします。
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[2つ目の目盛りを非表示にする]にチェックを入れます。
このオプションは目盛りが同期している場合のみ機能します。そうでない場合は何も起こりません。
詳細については、「チャートの設定」を参照してください。
ビデオ - カードの数値の目盛りを変更する
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