はじめに
データラベルとチャートのホバーテキストには、バーやバブルなどのチャートの要素の値を示すという同じ目的があります。ただし、情報を表示する方法は違います。データラベルは、オンになっている場合、グラフの各要素全てで常に表示されます。これにより、閲覧者は情報を素早く確認できるようになりますが、グラフが雑然として見える場合があります。それに対して、ホバーテキストは、閲覧者がグラフ要素にマウスポインタを合わせたときにのみ表示されます。データラベルの代わりにホバーテキストを使用すると、正確な値を確認するのに時間がかかりますが、グラフの見た目がすっきりとしてプロフェッショナルに見えます。
ほとんどのチャートでは、各チャート要素の最も重要な情報を示すのにデフォルトではデータラベルではなく、ホバーテキストを使用しています。しかし、以下のいずれかの操作によって、このデフォルトの動作を変更できます。
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[チャートの設定] で [データラベルの設定]、[テキスト]の順に進み、ラベルテキストを入力することでデータラベルをオンにする。これにより、データラベルが常に表示されるようになります。閲覧者がグラフ要素にマウスポインタを合わせると、デフォルトのホバーテキストも表示されます。
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[チャートの設定] の [ホバーテキスト設定] > [テキスト] プロパティに自分のテキストを入力し、デフォルトのホバーテキストを変更する。
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[チャートの設定] でデータラベルとホバーテキストを両方指定することで、データラベルに加えてカスタマイズしたホバーテキストを含める。
チャートの種類によっては、上記の説明とは異なる動作になる場合があります。これらの違いについては、次で詳細に説明します。
トレーニングビデオ - データとホバーラベルを適用する
注記:この製品トレーニングビデオは、Domoのお客様とクライアント様のみを対象としています。
データラベルをオンにしてカスタマイズする
データラベルが使える大部分のグラフタイプでは、[チャートの設定] で [データラベルの設定]、[テキスト] の順に進み、データラベルテキストを入力することでデータラベルをオンにします。
データラベルのカスタマイズには、さまざまなオプションがあります。これらは、[チャートの設定] > [データラベルの設定] からでもアクセスできます。このオプションは、[データラベルの設定] > [テキスト] でテキストを入力しない限り機能しません。
ほとんどのグラフタイプでデータラベルをオンにしてカスタマイズをするには
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編集するチャートのAnalyzerを開きます。
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[チャートの設定] で [データラベルの設定] をクリックします。
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(オプション)[テキスト] フィールドにテキストを入力します。
[+] ボタンをクリックして目的のマクロを選択すると、ここにマクロを挿入できます。マクロの詳細は、「データラベルマクロ」を参照してください。 -
(オプション)必要に応じて [データラベルの設定] でその他のオプションを設定します。これらのオプションは、以下で説明します。
グラフのデータラベルオプション
以下の表に、グラフに利用できる、[チャートの設定] > [データラベルの設定] の全オプションのリストと説明を示します。サムネイル画像をクリックすると、拡大画像が表示されます。
オプション |
説明 |
例 |
---|---|---|
テキスト |
データラベルに使用するテキストを指定します。このプロパティはデータラベルの「オンスイッチ」であり、表示するにはテキストを指定する必要があります。 [+] ボタンをクリックして目的のマクロを選択すると、ここにマクロを挿入できます。マクロの詳細は、「データラベルマクロ」を参照してください。 |
- |
単一ラベル表示 |
積上げ縦棒チャートの積上げ全体に単一のラベルを表示するかどうかを決定します。デフォルトでは、この単一のラベルは積上げ内の一番上のデータアイテムを表しますが、[テキスト] フィールドに希望するマクロを入力することによって、表すデータアイテムを変更できます。たとえば、積上げの合計値を表す単一のラベルにするには、[テキスト] フィールドに「 %_CATEGORY_TOTAL」と入力します。これは右の例に表されているデータラベルです。 |
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表示 |
パレート図で利用できます。このプロパティは、データラベルをチャートのバーに平行に表示するか、90° 回転させて表示するかを決定します。 |
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位置 |
対応するデータアイテムに関連付けて、データラベルを表示する位置を決定します。例では、縦棒グラフのデータラベル位置を [内側上部] に設定したチャートを示しています。 |
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塗りつぶし |
データラベルに色の塗りつぶしを追加します。右の例は、透明度45%の赤の塗りつぶしが追加されたチャートを示しています。 |
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塗りつぶしの色 |
データラベルの塗りつぶしの色を指定します。このプロパティは、[塗りつぶし] ボックスをオンにした場合のみ使用できます。 |
- |
塗りつぶしの透明度の割合 |
データラベルの塗りつぶしの透明度を指定します。0~100の任意の数を指定できます。0は完全に不透明であることを示し、100は完全に透明であることを示します。このプロパティは、[塗りつぶし] ボックスをオンにした場合のみ使用できます。 |
- |
回転 |
データラベルを90度回転します。右の例は、これが設定されたチャートを示しています。 |
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位置調整 |
複数折れ線データラベルの位置調整( |
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ゼロの時に表示 |
値が0のグラフ要素にデータラベルを表示するかを決定します。 |
- |
目盛りの書式を使用 |
データラベルに、数値の目盛りに設定したのと同じ書式を使用するかどうかを決定します。 |
- |
目盛りの略称を使用 |
データラベルに、数値の目盛りに設定したのと同じ目盛りの略称を使用するかどうかを決定します。 |
- |
%値(小数位) |
データラベルのパーセント値で使用する小数点以下の桁数を決定します。 |
- |
重なりを許可 |
データラベルが重なり合った場合でも表示するかどうかを決定します。ほとんどのグラフタイプでは、このオプションを選択しない限り、データラベルは重なりません。シリーズ数が少ないチャートにのみ使用することをお勧めします。 |
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データラベルの表示対象 |
データラベルを折れ線チャート、棒チャート、両方を組み合わせたチャートで表示するかどうかを決定します。 |
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マップのデータラベルオプション
以下の表に、マップに利用できる、[チャートの設定] > [データラベルの設定] の全オプションのリストと説明を示します(経度緯度マップなど、一部のマップタイプにはデータラベルがありません)。サムネイル画像をクリックすると、大きな画像を見ることができます。
オプション |
説明 |
例 |
---|---|---|
テキスト |
データラベルに使用するテキストを指定します。このプロパティはデータラベルの「オンスイッチ」であり、表示するにはテキストを指定する必要があります。 [+] ボタンをクリックして目的のマクロを選択すると、ここにマクロを挿入できます。マクロの詳細は、「データラベルマクロ」を参照してください。 |
- |
フォントサイズ |
データラベルのフォントサイズを増減します。[デフォルト] フォントサイズは、最大フォントサイズと2番目に小さいフォントサイズの間になります。詳細については、「チャートのフォントサイズを変更する」を参照してください。 |
- |
テキストの色 | マップデータラベルのテキストの色を決定します。[デフォルト] を選択すると、背景色に基づいて自動的に色が決定されます。右の例では、暗い背景のデータラベルが白く表示され、明るい背景のデータラベルが暗い赤色で表示されています。 | ![]() |
値の略称 | データラベル値を短縮するかどうかを指定します(デフォルトは有効桁数3桁です)。 | - |
塗りつぶし |
マップデータラベルに色の塗りつぶしを追加します。右の例は、透明度60%の淡い青色の塗りつぶしが追加されたチャートを示しています。 |
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塗りつぶしの色 |
マップデータラベルの塗りつぶしの色を指定します。このプロパティは、[塗りつぶし] ボックスをオンにした場合のみ使用できます。 |
- |
塗りつぶしの透明度の割合 |
マップデータラベルの塗りつぶしの透明度を指定します。0~100の任意の数を指定できます。0は完全に不透明であることを示し、100は完全に透明であることを示します。このプロパティは、[塗りつぶし] ボックスをオンにした場合のみ使用できます。 |
- |
データラベルマクロ
Domoでは、異なるデータアイテムを参照するためのマクロをデータラベルに追加できます。さまざまなマクロが利用可能です。[テキスト] フィールドの [+] ボタンをクリックすると、選択可能なマクロの一覧を開くことができます。
たとえば、縦棒グラフの全てのデータラベルにカテゴリー名、コロンとスペース、データアイテムの値の順に表示する場合は、1)ドロップダウンから [カテゴリー名] マクロを選択し、2)フィールドの「%_CATEGORY_NAME」テキストの後にコロンとスペースを追加し、3)ドロップダウンから [値] マクロを選択します。すると、データラベルは以下のグラフのようになります。
利用可能なマクロは、選択したグラフタイプによって異なります。
大部分のグラフのデータラベルマクロ
棒チャートや折れ線チャート、面チャートなど、ほとんどの種類のグラフのデータラベルには、以下のマクロを含めることができます。
マクロ |
説明 |
---|---|
カテゴリーの平均 |
積上げ縦棒チャートの各カテゴリーの全系列の平均。 |
カテゴリー名 |
データアイテムが属するカテゴリー名。 |
カテゴリーの数 |
データアイテムが属するカテゴリーの数。 |
カテゴリーの合計 |
データアイテムが属するカテゴリー内の全てのデータ値の合計。 |
グラフの合計 |
グラフ内の全ての値の合計。 |
カテゴリーの割合 |
カテゴリー内の全データ値の合計における割合を表すデータ値。 |
全体の割合 |
グラフ内の全データ値の合計における割合を表すデータ値。 |
前の値に対する割合 |
ファネルチャート内の前のカテゴリーの合計における割合を表すデータ値。 |
系列名 |
アイテムが属するデータ系列の名前。 |
系列の数 |
アイテムが属するデータ系列の数。 |
ツールチップのフィールド1~3 |
グラフの上の [ツールチップ] フィールドにドラッグした列を参照することにより、チャートに追加データを含めることができます([Analyzer]ウィンドウの上部にあるアイコンバーの [ツールチップ] をクリックすれば、オンとオフを切り替えることができます)。詳細は、「?」を参照してください。 |
値 |
データアイテムの値。 |
値、カテゴリー、系列データの詳細については、「チャートデータについて」を参照してください。
円チャートとドーナツチャートのデータラベルマクロ
円チャートとドーナツチャートのスライスに表示されるラベルテキストはカスタマイズできます。カスタマイズは、[チャートの設定] の [データラベルの設定] > [テキスト] プロパティで行います。次のいずれかのマクロを使用できます。
マクロ |
説明 |
---|---|
名前 |
特定のスライスのデータアイテムの名前。 |
値 |
データアイテムの値。 |
全体の割合 |
グラフ内の全データ値の合計における割合を表すデータ値。 |
以下のスクリーンショットの例では、ユーザーはこのプロパティに「%NAME: %_PERCENT_OF_TOTAL」と入力しています。
マップのデータラベルマクロ
ほとんどの種類の地図では、スライスに表示されるラベルテキストをカスタマイズできます(ただし、経度緯度マップなど、いくつかの種類を除く)。カスタマイズは、[チャートの設定] の [データラベルの設定] > [テキスト] プロパティで行います。次のいずれかのマクロを使用できます。
マクロ |
説明 |
---|---|
長い表記名 |
短縮しない地域名(デフォルト使用される名称)。 |
名前 |
地域の略称。通常は2文字の州または国の略語(例:マサチューセッツ州の場合は「MA」)。 |
範囲の名前 |
範囲の名前(範囲名が [範囲] チャートプロパティを使用して指定されている場合)。 |
ツールチップのフィールド1~3 |
グラフの上の [ツールチップ] フィールドにドラッグした列を参照することにより、チャートに追加データを含めることができます([Analyzer]ウィンドウの上部にあるアイコンバーの [ツールチップ] をクリックすれば、オンとオフを切り替えることができます)。詳細は、「?」を参照してください。 |
値 |
関連する地域の値。 |
コード |
(日本のマップのみ)日本語での都道府県名。 |
ツリーマップのデータラベルマクロ
ツリーマップのデータラベルは、デフォルトでは各データアイテムのカテゴリ名のみを表示します。このデータラベルをカスタマイズして、必要な情報を表示させることができます。カスタマイズは、[ラベルの設定] > [テキスト] フィールドで行います。
以下の任意のマクロを使用して、ツリーマップのデフォルトのラベルテキストを変更することができます。
マクロ |
説明 |
---|---|
カテゴリーの数 |
アイテムが属するカテゴリーの数。 |
グラフの合計 |
ツリーマップの全データ値の合計。 |
名前 |
データアイテムのカテゴリー名。 |
全体の割合 |
ツリーマップ内の全データ値の合計における割合を表すデータ値。 |
系列の数 |
アイテムが属するデータ系列の数。 |
値 |
データアイテムの値。 |
たとえば、ツリーマップ内のそれぞれの四角形にデータアイテム名、ツリーマップ内の全アイテムに対するそのアイテムの割合の順に表示するには、1)[ラベルの設定] > [テキスト] のドロップダウンから [名前] マクロを選択し、2)そのフィールドの「%_NAME」テキストの後にコロンとスペースを追加し、3)ドロップダウンから [全体の割合] マクロを選択します。以下のスクリーンショットは、米国における各州の人口の割合を図で示したツリーマップの例です。
ガントチャートのデータラベルマクロ
ガントチャートおよび進捗率ガントチャートのデータラベルは、デフォルトではカテゴリ名、アイテム名および期日範囲をその順番で表示します。例:Sprint 1: Write PRD: 2013年2月5日 - 2013年2月16日デフォルトのテキストを自分でカスタマイズしたテキストに変更できます。
以下の任意のマクロを使用して、ガントチャートのデフォルトのラベルテキストを変更できます。
マクロ |
説明 |
---|---|
カテゴリー |
データアイテムのカテゴリー。チャートの上の [カテゴリー] フィールドに列をドロップしてチャートデータを分割した場合にのみ使用できます。 |
終了日 |
データアイテムの終了日。 |
アイテム |
データアイテムの名前。 |
進捗率 | データアイテムの進捗率(進捗率ガントチャートのみで利用可能)。 |
開始日 |
データアイテムの開始日。 |
ツールチップのフィールド1~3 |
グラフの上の [ツールチップ] フィールドにドラッグした列を参照することにより、ガントチャートに追加データを含めることができます(Analyzerウィンドウの上部にあるアイコンバーの [ツールチップ] をクリックすると、オンとオフを切り替えられます)。詳細は、「?」を参照してください。 |
ホバーテキストをカスタマイズする
大部分のタイプのグラフでは、グラフ要素にマウスポインタを合わせるとホバーテキストが常に表示されます。この表示をオフにすることはできません。ただし、テキストの表示方法はカスタマイズすることが可能です。[チャートの設定] > [ホバーテキストの設定] から、さまざまなホバーテキストのカスタマイズオプションが利用できます。
一部のタイプのグラフでは、ホバーテキストに別のオプションがあります。たとえば、マップでは、ホバーラベルは詳細ビューではなくカードビューのみに表示されます。また、マップには、ツリーマップおよびガントチャートと同様にホバーテキストを指定するための別のセットのマクロがあります。このようなタイプのグラフについては、後ほど説明します。
大部分のグラフタイプでホバーテキストをカスタマイズするには、
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編集するチャートのAnalyzerを開きます。
-
[チャートの設定] で、[ホバーテキストの設定] をクリックします。
-
[テキスト] フィールドにテキストを入力します。
[+] ボタンをクリックして目的のマクロを選択すると、ここにマクロを挿入できます。マクロの詳細は、「ホバーテキストマクロ」を参照してください。 -
(オプション)必要に応じて [ホバーテキストの設定] でその他のオプションを設定します。これらのオプションは、以下で説明します。
ホバーテキストのオプション
グラフのホバーテキストのオプション
以下の表に、ほとんどのグラフタイプに利用できる、[チャートの設定] > [ホバーテキストの設定] の全てのオプションのリストと説明を示します。
オプション |
説明 |
---|---|
テキスト |
チャートホバーで表示するテキストを設定します。[+] ボタンをクリックして目的のマクロを選択すると、ここにマクロを挿入できます。マクロの詳細は、「ホバーテキストマクロ」を参照してください。 |
目盛りの書式を使用 |
ホバーテキストに、数値の目盛りに設定されたのと同じ書式を使用するかどうかを決定します。このプロパティは、 [ホバーテキストのフォーマット]、 [値を以下で分割]、[小数位]、[マイナスの数値] の各プロパティより優先されます。 |
目盛りの略称を使用 |
ホバーテキストに、数値の目盛りに設定したのと同じ目盛りの略称を使用するかどうかを決定します。 |
ホバーテキストの書式 |
ホバーテキスト内の数値に、通貨記号または割合記号を付加するかどうかを決定します。このプロパティよりも、[目盛りの書式を使用] プロパティのほうが優先されます。 |
値を以下で分割 |
これを設定すると、ホバーテキスト内の値を指定された因数で割ります。このオプションは、チャート内の値が非常に大きい場合に通数で割って省略する際に役立ちます。たとえば、チャートの値が百万ドル単位で示されている場合、百万で分割するよう選択できます。これにより、ホバーテキスト内の値を管理しやすい1桁の数にできます。[割合] で割ることを選択すると、目盛りの値には100が掛けられます。このプロパティよりも、[目盛りの書式を使用] プロパティのほうが優先されます。 |
小数位 |
ホバーテキスト内の小数位の桁数を決定します。このプロパティよりも、[目盛りの書式を使用] プロパティのほうが優先されます。 |
マイナスの数値 |
マイナスの数値のフォーマットを決定します。[-100] を選択した場合、すべてのマイナスの数値にはマイナス記号が付加されます。[(100)]を選択した場合、すべてのマイナスの数値はカッコ()表記になります。このプロパティよりも、[目盛りの書式を使用] プロパティのほうが優先されます。 |
マップのホバーテキストのオプション
次の表のプロパティは、マップの [チャートの設定] の [ホバーテキスト] カテゴリにあります。
オプション |
説明 |
例 |
---|---|---|
ホバーテキスト |
マップの吹き出しで表示するテキストを設定します。マップの数値をホバーに表示するさまざまなマクロが利用可能です。受け入れられるマクロの一覧は、「マップのホバーテキストのマクロ」を参照してください。 |
- |
常時マップ上に表示 | [ホバーテキスト] オプションを使用して指定したホバーテキストをチャートでオンにするかどうかを指定します。 | - |
ホバーテキストのマクロ
Domoは、ホバーテキストでさまざまなデータアイテムを参照するために使用できるマクロをサポートしています。利用できるマクロは、グラフタイプによって異なります。
ほとんどのグラフタイプのホバーテキストのマクロ
ほとんどのグラフタイプでは、以下のようなホバーテキストのマクロを使用できます。
マクロ |
説明 |
---|---|
カテゴリ名 |
データアイテムが属するカテゴリー名。 |
カテゴリーの数 |
データアイテムが属するカテゴリーの数。 |
カテゴリーの合計 |
データアイテムが属するカテゴリー内の全てのデータ値の合計。 |
グラフの合計 |
グラフ内の全ての値の合計。 |
カテゴリーの割合 |
カテゴリー内の全データ値の合計における割合を表すデータ値。 |
全体の割合 |
グラフ内の全データ値の合計における割合を表すデータ値。 |
系列名 |
アイテムが属するデータ系列の名前。 |
系列の数 |
アイテムが属するデータ系列の数。 |
ツールチップのフィールド1~3 |
グラフの上の [ツールチップ] フィールドにドラッグした列を参照することにより、チャートに追加データを含めることができます([Analyzer]ウィンドウの上部にあるアイコンバーの [ツールチップ] をクリックすれば、オンとオフを切り替えることができます)。詳細は、「?」を参照してください。 |
値 |
データアイテムの値。 |
たとえば、縦棒グラフの全てのホバーにカテゴリー名、コロン、データアイテムの値の順に表示する場合は、1)ドロップダウンから [カテゴリー名] マクロを選択し、2)フィールドの「%_CATEGORY_NAME」テキストの後にコロンとスペースを追加し、3)ドロップダウンから [値] マクロを選択します。
ガントチャートのホバーテキストのマクロ
ガントチャートおよび進捗率ガントチャートのホバーラベルは、デフォルトではカテゴリー名、アイテム名および期日範囲をこの順番で表示します。例:Sprint 1: Write PRD: 2013年2月5日 - 2013年2月16日デフォルトのホバーテキストを自身のカスタマイズされたテキストに変更できます。
以下の任意のマクロを使用して、ガントチャートのデフォルトのホバーテキストを変更できます。
マクロ |
説明 |
---|---|
カテゴリー |
データアイテムのカテゴリー。チャートの上の [カテゴリー] フィールドに列をドロップしてチャートデータを分割した場合にのみ使用できます。 |
終了日 |
データアイテムの終了日。 |
アイテム |
データアイテムの名前。 |
進捗率 | データアイテムの進捗率(進捗率ガントチャートのみで利用可能)。 |
開始日 |
データアイテムの開始日。 |
ツールチップのフィールド1~3 |
グラフの上の [ツールチップ] フィールドにドラッグした列を参照することにより、ガントチャートに追加データを含めることができます(Analyzerウィンドウの上部にあるアイコンバーの [ツールチップ] をクリックすると、オンとオフを切り替えられます)。詳細は、「?」を参照してください。 |
たとえば、進捗率ガントチャートの各バーに「X%完了」という文字(「X」は進捗率)を表示させるには、1)ドロップダウンメニューから [進捗率] マクロを選択し、2)「%_PERCENT_COMPLETE%」テキストの後に「完了」という語を追加します。以下のスクリーンショットはこの交換テキストが使用されているガントチャート例を示します。
複数折れ線ラベルを作成する
データや凡例ラベルに改行を挿入するには、そのフィールドに「\\n」を指定します。
ラベルに改行を入力するには、
-
Analyzerで編集するチャートを開きます。
-
[チャートの設定] > [データラベルの設定] > [テキスト] で、書式設定するラベルのテキストに「\\n」を付加します。
たとえば、上記のスクリーンショットのデータラベルを以下のように書式設定したい場合
[チャートの設定] > [データラベルの設定] > [テキスト] に「%_CATEGORY_NAME:\\n%_VALUE」と入力します。
複数行のデータラベルは、デフォルトでは中央揃えになります。位置調整は、[チャートの設定] > [データラベルの設定] をクリックしてから、設定する [位置調整] オプションを選択して変更できます。
複数折れ線ラベルを作成する
データや凡例ラベルに改行を挿入するには、そのフィールドに「\\n」を指定します。
ラベルに改行を入力するには、
-
Analyzerで編集するチャートを開きます。
-
[チャートの設定] > [データラベルの設定] > [テキスト] で、書式設定するラベルのテキストに「\\n」を付加します。
たとえば、上記のスクリーンショットのデータラベルを以下のように書式設定したい場合
[チャートの設定] > [データラベルの設定] > [テキスト] に「%_CATEGORY_NAME:\\n%_VALUE」と入力します。
複数行のデータラベルは、デフォルトでは中央揃えになります。位置調整は、[チャートの設定] > [データラベルの設定] をクリックしてから、設定する [位置調整] オプションを選択して変更できます。
[ツールチップ] フィールドを参照する
データラベルやホバーにマクロを使用すると、チャートプレビュー上の [ツールチップ] フィールドにドロップした列を参照できます。このようなフィールドは3つまで使用できます。チャートの作成に使用されない列のデータを表示できるため、非常に便利です。次の例では、チャート作成者は注文日別の売上を示す標準の棒チャートを作成しました。さらに、利益、割引率、送料のデータを表示したいと考えました。1つの方法としては、「DataSet列をチャートに適用する」で説明した、列を系列として追加する方法があります。しかし、ここでは、チャート作成者は、チャートをできるだけ見やすくしたいと考えています。そこで、列を [ツールチップ] フィールドに追加してから、[チャートの設定] > [ホバーテキストの設定] > [テキスト] のドロップダウンで使用できる [ツールチップ1~3] マクロを使用してそれらを参照することにしました。その場合、[テキスト] フィールドのテキストは次のようになります。SALES: %_VALUE \\n PROFIT: %_TOOLTIP1 \\n DISCOUNT: %_TOOLTIP2 \\n SHIPPING COST: %_TOOLTIP3
さらに、[チャートの設定] > [ホバーテキストの設定] の「Sales」値のフォーマットと小数点以下の桁数と、チャートプレビュー上のそれぞれのフィールドの [フォーマット] ドロップダウンのその他の値のフォーマットと小数点以下の桁数を設定しようと考えました([ホバーテキストの設定] の変更が、チャートの作成に使用されているメインの値列のみに影響するように)。
これで、ユーザーがチャート内のバーにカーソルを合わせると、必要な情報が全て表示されたホバーラベルが表示されるようになりました(スクリーンショットを参照)。
ツールチップフィールドを参照するデータラベルまたはホバーラベルを作成するには
-
Analyzerで編集するチャートを開きます。
-
(条件付き)[ツールチップ] フィールドがチャートプレビュー上に表示されない場合は、アイコンバーの [ツールチップ] でオンに切り替えます。
-
参照する列を、チャートプレビュー上の [ツールチップフィールド1] にドラッグします。
-
(オプション)複数のツールチップフィールドを参照する場合は、目的の列を [ツールチップフィールド2] および [ツールチップフィールド3] にドラッグします。
-
[チャートの設定] > [データラベルの設定] または [チャートの設定] > [ホバーテキストの設定] を開きます。
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[テキスト] フィールドで、ドロップダウンメニューの [ツールチップ1~3] マクロやその他の該当するマクロを使用して、データラベルやホバーラベルに表示するテキストを作成します。
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