はじめに
Analyzerで日付や時間の情報のある列を使用してチャートを作成すると、自動時間目盛り書式設定がほとんどのチャートタイプに適用されます。これは、そのデータに最適な日付単位と出力フォーマットをDomoが決定することを意味します。データのない期間がある場合でも、その空白はタイムラインに表示されます。以下のすべてのグラフタイプで、自動的な時間の目盛りの書式が使用されています。
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縦棒グラフ
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積上げ縦棒グラフ
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折れ線
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マーカー付き折れ線グラフ
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曲線
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マーカー付き曲線グラフ
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複数折れ線
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棒グラフ(累計)
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折れ線(累計)
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箱ひげ図(縦)
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集合縦棒
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集合縦棒+線グラフ
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積上げ縦棒+線グラフ
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集合縦棒+記号グラフ
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積上げ縦棒+記号グラフ
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集合(累計)
このリストに掲載されていないチャートタイプでは、日付データはDataSetで表示されるのと同じように表示されます。例えば、日付列の日付が月、日、年の書式の場合、チャートの日付もその書式になります。データのない期間が存在する場合、タイムラインには空白としては表示されません。
以下の例では、自動的な時間の目盛りの書式のあるチャートを示しています。
次の例は、同じチャートで時間の目盛りの書式を無効にしたものです。
チャートの日付形式を変更する
チャートの日付の出力フォーマットは、チャートの設定で変更することができます。チャートの日付の形式の変更は、自動的な時間の目盛りの書式が使用されていない場合のみ行うことができます。従って、上記リストのチャートでは、日付の書式を変更する場合は、まず自動的な時間の目盛りの書式をオフにする必要があります。これは、[チャートの設定]>[カテゴリの目盛り]で、時間の目盛りを使用しないをクリックして行います。
日付の出力形式を変更するには、
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Analyzerで、[チャートの設定]を開きます。
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[カテゴリの目盛り]をクリックします。
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(条件付き)チャートが上記リストに掲載されているものである場合、時間の目盛りを使用しないをチェックして自動的な時間の目盛りの書式をオフにします。
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日付出力形式フィールドで、日付の出力形式を指定します。
例:MM.dd.yyまたはMM-yyyy -
[適用]をクリックします。
マクロ
異なる形式を指定する場合は、以下のどのマクロでも使用できます。
マクロ(古) |
マクロ(新) |
時間の単位 |
例 |
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yyyy |
4桁の年 |
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yy |
2桁の年 |
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M |
2桁の月 |
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MMM |
短縮した月 |
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DD |
日付 |
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HH |
時間(24時間) |
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mm |
分 |
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ss |
秒 |
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該当なし(廃止) |
四半期の数字(1-4) |
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MM |
月(01-12) |
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dd |
月の日付(01-31) |
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E |
曜日 |
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h |
12時間形式での時間(1-12) |
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a |
午前/午後の指定子 |
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該当なし(非推奨) |
%H:%M:%S(00:00:00の場合は空白) |
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該当なし(廃止) |
ミリ秒 |
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注記:
- Domoは、日付データを伴わない限り、そのデータを時間データとして認識しません。例えばDataSetにH:M書式で時刻が含まれた「時間」列がある場合でも、Domoはそのデータを時間データとして認識しません。そこで、日付を含んだフォーマット(例えば、MM.dd.yy H:M)に変更すると、時間データとして認識されるようになります。
- 日付の出力形式フィールドでマクロを使用する場合、日付の形式の指定子文字はすべてマクロを使用する必要があります。
- マクロの前もしくは後に句読点またはスペースを追加することで、時間の単位を区切ることができます。
例えば、日付の形式をSep 26 2012, 22:14:55にしたい場合は、以下を日付出力形式フィールドに入力します:MMM DD yyyy, HH:mm:ss - Microsoft Excelスプレッドシートの日付出力形式は、Javaに似ています。
動画 - 国際的な日付形式
週の表示フォーマットを変更する
チャートの日付単位が週に設定されている場合、週の表示はデフォルトでは「週X」というフォーマットになります(Xは、年における週番号を指す)。例えば、1月8日から14日の週は「週2」と表示されます。ただし、[管理者設定]の[カンパニー設定]>[カンパニーページ設定]からこのフォーマットを変更し、週番号の代わりに日付を表示することができます。例えば、1月8日から14日の週は「週2」の代わりに「1-8」と表示されます。「管理者」のデフォルトのセキュリティ権限を持つか「カンパニー設定を管理する」のカスタム権限が有効なユーザーのみがこれを実行できます。なお、これはグローバル設定のため、Domoにおけるすべてのチャートに適用されます。個別ユーザー単位で有効にすることはできません。
カンパニー設定が週番号を初期化するものであった場合は、週ごとのデータを異なるフォーマットにすることはできません。日付を初期化したいのならば、カンパニー設定で週を表すm/d/yyyyフォーマットを使用する必要があります。
デフォルトのセキュリティ権限の詳細については、 「デフォルトのセキュリティ権限リファレンス」を参照してください。カスタム権限の詳細については、「カスタム権限を管理する」を参照してください。
週の表示フォーマットを変更して日付を表示するようにするには、
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画面上部のツールバーの[詳細]をクリックします。
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左のメニューの[管理]タブを選択します。
[管理者設定]ページが表示されます。 -
[カンパニー設定]>[トップページ]を選択します。
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[会社概要]パネルの[週の表示]メニューで[週の日付]を選択します。
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[変更を保存]をクリックします。
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