はじめに
このトピックでは、Adobe Analytics Data WarehouseからDomoにデータを取り込むプロセスを説明します。
このプロセスは以下の3つのパートに分けられます。
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Adobeホスト型FTPアカウントの設定
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Data Warehouseのレポートの設定
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CSV Advancedコネクター使用によるSFTP接続の設定
Adobeホスト型FTPアカウントの設定
Adobe Analytics Data Warehouseに接続するには、まずAdobe管理者にAdobeホスト型FTPアカウントを設定してもらう必要があります。Adobeは、高いパフォーマンスを確保しながらファイル転送の信頼性を向上させるために特別に設計された、高可用性を備えた高性能なFTPクラスターを保有しています。
Adobe管理者は次のことを行います。
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ホストネームftp.omniture.comを使用してFTPアカウントを設定します。ユーザーネームとパスワードはAdobe担当者から提供されます。
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アカウントが設定されたら、CyberduckやFileZillaのようなFTPクライアントを介して接続し、アカウントが有効であることを確認します。
Data Warehouseのレポートの設定
Data Warehouseのデータに接続するための次の手順は、レポートが正しく設定されていることの確認です。
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目的のレポートスイート、ディメンション、セグメントと同様にAdobe Analytics Data Warehouseにアクセスできる認証情報を使用して、Omnitureにログインします。
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[ツール]メニューで[Data Warehouse]を選択します。
デフォルトでは[リクエスト]タブに移動します。 -
指定したい日付範囲とリクエスト名を入力します。
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粒度を「毎日」に設定します(「毎週」「毎月」などの他の時間粒度を選ぶと、Domoでは使用しにくい文字列が返されます)。
- [内訳]セクションで目的のセグメントのボックスにチェックを入れるか、このセクションからセグメントを[レポートプレビュー]領域にドラッグして、レポートを作成します。[内訳]リスト内のセグメントが0または1でDataSetの列に追加されることで、そのセグメントがその行に適用されるかどうかが示されます。
ディメンションは、標準の内訳とカスタムの内訳のどちらかになります。
- 目的のメトリクスを選択します(標準版またはカスタム版)。
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[アドバンス配信オプション]を選択してレポートのスケジュールを設定し、SFTPに送信します。
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[アドバンス配信オプション]でファイル名を作成し、日付範囲を追加するかどうか、ZIPファイルに圧縮するかどうかを決定します。
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レポートの送信先にFTPを選択します。
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ホストはftp.omniture.comとします。
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ユーザー名とパスワードに関しては、FTP接続を設定したAdobe管理者から提供された認証情報を使用します。
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[スケジューリングのオプション]タブでは、[Schedule for later]ラジオボタンを選択します。
毎日、毎週、毎月といった任意のケイデンスでレポートが送信されるように設定できます。 -
FTPサイトにレポートを送信する時刻を選択します。
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[スケジュール設定]をクリックして、すべての変更内容を保存します。
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(オプション)[Send To]ボックスで、成功したか失敗したかを知らせる確認メールの送信先メールアドレスを指定します。次に、[このレポートをリクエスト]をクリックしてスケジュールレポートを作成します。
SFTP接続の設定
この最後の手順では、CSV Advancedコネクターを使用してSFTP接続を設定します。
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Domoで、CSVの高度な接続を新規に作成します。
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[認証情報]ペインで、Omniture FTPサイトでの認証に使用するユーザー名とパスワードを入力します。他の入力ボックスは無視してください。
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[詳細]ペインで次の操作を行います。
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1つ目のドロップダウンメニューでは、[ファイル転送 (SFTP)]を選択します。
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URLボックスには、「sftp://omniture.com」と入力します。
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2つ目のドロップダウンメニューで、[ファイル名を入力]を選択します。
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[ファイル名を入力]ボックスでは、接続先のファイル名を入力します。
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[Select a File Type]メニューで、[CSV]を選択します。
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スケジュール設定、名前付けなどを完了します。
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