Workbench 5では、JSON DataSetジョブを作成できます。データソースタイプにJSONを選択すると、取得したいデータのデータノード、区切り文字、データの平坦化方法などを指定することができます。
Workbench 5でJSON DataSetジョブを作成するには、
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左側のアイコンバーにある
アイコンをクリックします。
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ジョブリストペインの右上にある [+] ボタンをクリックします。
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[Domoドメイン]ドロップダウンメニューで、必要なアカウント(Domoインスタンス)を選択します。
アカウントが1つしか設定されていない場合は、そのアカウントが既に選択されているため、メニューは使用できません。 -
[名前]フィールドに、DataSetジョブの名前を入力します。
これは、Workbenchで表示されるジョブ名です。DomoにアップロードされたDataSet名ではありません。 -
[トランスポートタイプ]メニューで、
JIRA接続プロバイダー
JQLクエリを使用してJIRAサーバーからファイルを取得できます。
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[読み取りタイプ]メニューで、[JSON]を選択します。
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[DataSet名]フィールドに、DataSet名を入力します。これは、DomoにアップロードされたDataSet名です。
新しいジョブを保存した後に変更できるのは、この設定のみです。 -
[DataSetタイプ]フィールドに、ドロップダウンからDataSetのタイプを選択します。
ここで選択または入力するDataSetのタイプは、ジョブ実行後のDomoのコネクタータイプに反映されます。 -
適宜DataSetの説明を入力します。
Domoに表示されるDataSetの説明です。 -
[作成]をクリックします。
現在認証されているアカウントのジョブリストに、JSON DataSetジョブが新規に追加されます。ジョブを作成した後は、DataSet名以外の設定は編集できません。他の設定を変更する場合は、新しいジョブを作成する必要があります。 -
[設定]サブタブをクリックします。
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「ソース」の下の [編集]をクリックします。
ファイルトランスポートとJSONデータソースのオプションを設定するためのパネルが開きます。 -
(条件付き)以下のいずれかを行ってください。
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トランスポートタイプに [ローカルファイルプロバイダー]を選択した場合は、
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[ファイルパス]フィールドで省略記号(...)をクリックします。
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自分のマシンまたはネットワークからJSONファイルを選択します。
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[適用]をクリックします。
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トランスポートタイプに[外部プロセスファイルプロバイダー]を選択した場合は、
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[プログラムの実行可能ファイル]フィールドで省略記号(...)をクリックします。
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自分のマシンまたはネットワークから実行可能ファイルを選択します。
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(オプション)引数がある場合は[引数]フィールドに入力します。
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[出力ファイルパス]フィールドで省略記号(...)をクリックします。
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自分のマシンまたはネットワークの出力ファイルパスを選択します。
出力パスのファイルタイプは、JSONである必要があります。 -
[適用]をクリックします。
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トランスポートタイプに[FTP/SFTPファイルプロバイダー]を選択した場合は、
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トランスポートタイプに[JIRA接続プロバイダー]を選択した場合は、
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該当するフィールドに、会社のJIRAインスタンスに接続するのに使用するユーザー名とパスワードを入力します。
注記:間違った認証情報でJIRAジョブを実行しようすると、JIRAアカウントはロックされます。これは、正しい認証情報を入れるだけでは修復することができません。手動でJIRAにログインし、CAPTCHA認証を行う必要があります。 -
[サーバーURL]フィールドに、会社のJIRAサーバーのURLを入力します。
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[JIRAクエリ]フィールドで、DataSetに引き込みたいJIRAデータのクエリを入力します。
ヒント:JQLクエリはJIRAで作成してから、Workbenchにコピーして貼り付けることができます。JQLクエリ例:
project not in (ARCHIVE, CPD, DC, DCV, DP, QA, ODD) AND issuetype in (Epic) AND fixVersion in (2015-02-17) ORDER BY status DESC, resolved DESC, issuetype DESC, key ASC
重要:JIRAクエリを特定の順番付けをせずに設定すると、Domoへのアップロード時にエラーの原因になる場合があります。多くの場合、クエリでcreated ASCを使って結果を順序付けすることでこの問題を回避することができます。
例:
Reporter is not null order by created ASC
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[適用]をクリックします。
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「処理中」の下の [編集]ボタンをクリックします。
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[データソース]フィールドで、引き込むJSONデータがあるデータノードを入力します。
これは、オブジェクトのアレイになっているはずです。 -
[区切り文字]フィールドで、平坦化された結果の列名に挿入する区切り文字を入力します。
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[平坦化オプション]メニューで、必要な平坦化オプションを選択します。オプションは次のとおりです。
オプション 説明 なし
平坦化されていないJSON文字列を返します。
深くする
ネスト化されたオブジェクト用の行を追加します。
幅広くする
ネスト化されたオブジェクト用の列を追加します。返す行は1つだけです。
- [更新方法]メニューで、更新する方法を選択します。
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更新時に、DataSetを完全に入れ替えたい場合は、[DataSetを置換]を選択します。
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更新データを既存のデータに追加したい場合は、[DataSetに追加]を選択します。
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これでDataSetジョブを実行する準備ができ、DomoにJSON DataSetが作成されます。しかし、Domoに送信する前にDataSetジョブでできる操作はたくさんあります。例えば、以下のような操作があります。
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偽装を設定する(WorkbenchのジョブをActive Directoryユーザーとして実行します)。
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