はじめに
Microsoft OneDrive(以前の名称はSkyDrive、Windows Live SkyDrive、およびWindows Live Folders)は、ビジネス用オンラインファイル共有とパーソナルクラウドコンテンツ管理サービスです。このコネクターを使うと、OneDriveアカウントからデータファイルを取得し、Domoで利用できます。データファイルは、CSV、XLS、XLSX、XML、ZIP、GZIPのいずれかのファイルタイプで取得できます。OneDrive APIについての詳細は、https://msdn.microsoft.com/en-us/lib.../dn659752.aspxを参照してください。
Microsoft OneDrive Connectorは「ファイル」コネクターです。つまり、ファイルを取得してDomoに出力します。Data Centerでこのコネクターや他のファイルコネクターのページにアクセスするには、ウィンドウ上部のツールバーで[ファイル]をクリックします。
Data CenterでMicrosoftアカウントへの接続を設定します。このトピックでは、OneDrive Connectorのユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
必要条件
Microsoftアカウントに接続してOneDrive DataSetを作成するには、Microsoftのユーザー名とパスワードが必要です。
Microsoftアカウントに接続する
このセクションでは、Microsoft OneDrive Connectorページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページのその他のペインである[スケジュール設定]と[DataSetの名前と説明]の項目は、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
DomoのMicrosoft OneDriveコネクターは、接続にOAuthを使用します。 そのため、Domo内での認証情報の入力は必要ありません。[接続]をクリック(または、Domoに既存のMicrosoft OneDriveアカウントがある場合は[アカウントを追加]を選択)すると、Microsoftの画面が開き、Microsoftのユーザー名とパスワードを入力できます。一度有効なMicrosoft認証情報を入力しておくと、同じアカウントを使用して随時、新しいOneDrive DataSetを作成することができます。コネクターのアカウントはData Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
一度有効なMicrosoft認証情報を入力しておくと、同じアカウントを使用して随時、新しいOneDrive DataSetを作成することができます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、メインの[レポート]メニューの他、選択したレポートタイプに応じて表示/非表示になるその他様々なメニューがあります。
メニュー |
説明 |
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レポート |
実行するOneDriveレポートを選択します。以下のレポートが利用できます。
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アドレス指定 | ファイル/フォルダ(IDベース)またはパス(パスベース)のどちらに基づいてファイルを検索するかを選択します。 | ||||||||||||||||
パス |
データを取得するアイテムの相対パスを入力します。 例:/Documents/test.csv |
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ファイル/フォルダ名 | データを取得するファイル/フォルダの名前(または名前の一部)を入力します。拡張子は付けないでください。コネクターは、[日付フィールド]メニューで選択した内容に基づき、入力した名前と一致するもののうち、最後に作成または変更したファイルを返します。 | ||||||||||||||||
マッチタイプ | [ファイル/フォルダ]フィールドに入力したファイルまたはフォルダ名が、特定の文字列を含むか、指定した文字列で始まるかのいずれかを指定します。 | ||||||||||||||||
親フォルダ名 | 完全なフォルダ名(大文字小文字の区別なし)を入力して、ファイル検索を特定フォルダのルートコンテンツに限定します。サブフォルダは無視されます。これを空白にすると、自分がアクセスできるすべてのフォルダのすべてのファイルが検索の対象になります。 | ||||||||||||||||
日付のフィールド | ファイルを作成日または最終変更日のどちらで取得するかを指定します。これは、[ファイル名]に入力した名前が複数のファイルに含まれている場合に便利です。 | ||||||||||||||||
ファイルタイプ | Domoにダウンロードするファイルまたはデータを取得するファイルのファイルタイプを選択します。 | ||||||||||||||||
ドライブID | データを取得するドライブのIDを選択します。 | ||||||||||||||||
パスワード保護されていますか? | ダウンロードするXLS/XLSXファイルがパスワードで保護されているかどうかを指定します。 | ||||||||||||||||
シート名(オプション) | Domoにダウンロードする特定のXLS/XLSXシートの名前を入力します。 | ||||||||||||||||
圧縮ファイルを検索するのに使うファイル名またはファイル名の一部 | 取得するZIPファイル名を入力します。ここを空白にすると、見つかった最初のZIPファイルが返されます。 | ||||||||||||||||
圧縮ファイルタイプ | 取得するZIPファイルのファイルタイプを選択します。 |
[高度]ペイン
このペインでは、Domoに取り込むファイルのオプションを設定します。
メニュー |
説明 |
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ヘッダー開始行(オプション) |
ExcelファイルまたはCSVファイルのヘッダー行の番号を入力します。 |
データ開始行(オプション) | ExcelファイルまたはCSVファイルの最初のデータ行の番号を入力します。 |
フッター(オプション) | ExcelファイルまたはCSVファイルのフッター行の番号を入力します。 |
空白行 | Excelファイルに空白行が見つかった場合に、希望する結果を選択します。[空白行をスキップ]を選択すると、空白行なしで通常どおりファイルが処理されます。[最初の空白行で停止]を選択すると、最初の空白行まですべて取得されます。 |
空白の列ヘッダー | ExcelファイルまたはCSVファイルに空白の列ヘッダーが見つかった場合に、希望する結果を選択します。[空白列を追加]を選択すると、デフォルトの名前で新しい列が生成されます。[最初の空白列で停止]を選択すると、空白のヘッダーがある最初の列まですべて取得されます。 |
日付形式 | 日付列の変換に使用する日付形式を選択します。[文字列として日付を表示]を選択すると、日付がテキストに変換されます(つまり、日付の書式が失われます)。 |
区切り文字 | CSVファイルを解析するために使用する区切り文字を選択します。 |
引用文字 | CSVファイルを解析するために使用する引用文字を選択します |
エスケープ文字 | CSVファイルを解析するために使用するエスケープ文字を選択します。 |
データタグを入力 | XMLテキスト内のデータのある場所を示すタグを入力します。 |
データに属性を必要としますか? | データの一部として属性値を必要としている場合は、[はい]を選択します。 |
除外するフィールドを入力 | XMLインポートから除外するフィールドを、カンマ区切りのリストとして入力します。 |
XPath式を入力 | ワールドワイド・ウェブ・コンソーシアムにより定義された標準XPath 構文を使って、XPathクエリを入力します。(https://www.w3.org/TR/2017/REC-xpath-31-20170321/) |
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