はじめに
Snowflakeは、クラウドベースのアナリティクスData Warehouseシステムです。ファイルはS3からDomoにダウンロードされます。非常に大きなクエリを実行する場合は、標準のSnowflakeコネクターではなく、このコネクターを使用する必要があります。Snowflake APIの詳細については、ウェブサイト(https://docs.snowflake.net/manuals)を参照してください。
このコネクターは、これにより自動生成オプションを使用することに加え、独自のクエリが入力できること以外は、標準のSnowflake Unloadコネクターと同じです。標準バージョンのコネクターには自動生成オプションしか含まれていません。
Data CenterでSnowflakeアカウントに接続します。このトピックでは、Snowflake Unload V2コネクターユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報は、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
必要条件
Snowflakeアカウントに接続してDataSetを作成するには以下が必要です。
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アカウントのフルネーム(Snowflakeにより提供)。これは、SnowflakeURLのhttps://の直後に続く部分です。
アカウントのフルネームはアカウントがホストされる地域とクラウドプラットフォームを識別する追加のセグメントが含まれる場合があることに注意してください。以下のテーブルはクラウドプラットフォーム/地域別のアカウント名の例です。各行に対して、アカウント名が「xy12345」であると仮定しています。
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Snowflakeホストに接続するために使用されるユーザ名とパスワード。
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AWSアクセスキー。これは、[セキュリティ認証情報]セクションのAWSコンソールで利用可能です(IAMを使用している場合を除き、IAMを使用している場合は[ユーザー]にあります)。
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AWSシークレットキー。これはアクセスキーを作成したときに提供されたものです。AWSコンソールで新しいキーを生成できます。
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SnowflakeデータがアンロードされるAWS S3バケットの名前。
Snowflakeアカウントに接続する
このセクションでは、Snowflake Unload V2コネクターページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目にある[スケジュール設定]や[DataSetの名前と説明]に関しては、コネクタータイプのほとんどで共通です。詳細については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
認証情報ペイン
このペインには、Snowflakeアカウントに接続するための認証情報を入力するフィールドがあります。下テーブルでは、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
アカウント名 |
Snowflakeアカウント名を入力します。詳細については、「必要条件」を参照してください。 |
ユーザー名 |
Snowflakeホストに接続するために使用するユーザー名を入力します。 |
パスワード |
Snowflakeホストに接続するために使用するパスワードを入力します。 |
アクセスキー |
AWSアクセスキーを入力します。アクセスキーを取得する方法については、上述の「必要条件」を参照してください。 |
シークレットキー |
AWSシークレットキーを入力します。シークレットキーを取得する方法については、上述の「必要条件」を参照してください。 |
バケット |
AWS S3バケットの名前を入力します。 |
有効なSnowflake認証情報を一度入力しておくと、いつでも同じアカウントを使用して新しいSnowflake Unload V2 DataSetを作成することができます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、メインの[レポート]メニューの他、選択したレポートタイプに応じて表示/非表示になるその他さまざまなメニューがあります。
メニュー |
説明 |
---|---|
クエリタイプ | 独自のSQLクエリ(カスタムクエリ)を書くか、テーブルとフィールドを選択してクエリを自動生成するか(クエリビルダー)を選択します。 |
クエリ |
データを取得するために使用する SQLクエリを入力します。クエリヘルパーパラメーターを使用して、使用可能なSQLクエリを記述できます。クエリヘルパーを使用するには、以下を実行します。
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ウェアハウス(オプション) |
取得したいデータが格納されているウェアハウスを選択します。このリストには、認証情報にもとづいてアクセスできるすべてのウェアハウスが表示されます。 |
データベース(オプション) |
取得したいデータが格納されているデータベースを選択します。このリストには、認証情報にもとづいてアクセスできるすべてのデータベースが表示されます。 |
データベーススキーマ(オプション) |
取得したいデータが含まれているデータベーススキーマを選択します。このリストには、認証情報にもとづいてアクセスできるすべてのスキーマが表示されます。 |
データベーステーブル(オプション) |
(オプション)取得するデータベーステーブルを選択します。このリストには、認証情報にもとづいてアクセスできるすべてのテーブルが表示されます。データベーステーブルを選択しない場合は、コネクターはデータベーススキーマ全体を取得します。 |
テーブルの列(オプション) |
(オプション)取得したいテーブルの列を選択します。このリストには、認証情報にもとづいてアクセスできるすべての列が表示されます。テーブルの列を選択しないと、コネクターは選択したデータベーステーブル全体を取得します。 |
クエリヘルパー(オプション) |
(オプション)上のメニューからウェアハウス、データベース、スキーマ、テーブルなどを選択すると、利用可能なSQLクエリがこのフィールドに作成されます。このフィールドのSQLステートメントをコピーして、[クエリ]フィールドに貼り付けます。詳細については、上述の「クエリ」を参照してください。 |
クエリ |
実行するSQLクエリを入力します。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、更新に関するオプションなど、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
よくある質問
このコネクターと標準Snowflake Unloadコネクターとの違いは何ですか?
このコネクターでは、自動生成オプションのに加えて独自のカスタムクエリを入力できますが、標準のコネクターには自動生成オプションしか含まれていません。
注意すべきAPI制限はありますか?
制限は使用するサーバー構成によって異なります。
データ更新の頻度はどのくらいですか?
DataSetは15分ごとに実行できます。ただし、クエリの実行時間によっては、DataSetの実行頻度が低くなる場合があります。
クエリの記述の際に注意すべき点はありますか?
すべての単語、テーブル名、フィールド名が正しく記述されていることを確認します。クエリのヘルプについては、[クエリヘルパー]フィールドを参照してください。
Snowflakeデータベースに接続できない理由は?IPアドレスのホワイトリスト登録が必要でしょうか?
Snowflakeデータベースに接続する前に、接続するポート上のデータベースサーバーにある多数のIPアドレスをホワイトリストに登録する必要があります。IPアドレスの詳細なリストは、「DomoでIPアドレスをホワイトリストに登録する」を参照してください。
これはプロダクションレベルのコネクターですか?
このコネクターは、中小規模のDataSetと、大規模なDataSetのコンセプト実証作業のために設計されています。
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