はじめに
Doceboは、企業とその従業員、パートナーやお客様に学習ポータルを提供する、SaaSプラットフォームです。DomoのDoceboコネクターを使用すると、コース、登録、学習計画などのレポートを取得できます。Docebo APIに関して詳しくは、Webサイト (https://www.docebo.com/lms-docebo-ap...y-integration/)を参照してください。
Doceboアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、Doceboコネクターのユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
必要条件
Doceboアカウントに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
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Doceboのユーザー名とパスワード。
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DoceboソフトウェアのAPIベースのURL。例:https://doceboapi.docebosaas.com
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DoceboクライアントID
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Doceboクライアントシークレット
クライアントIDとクライアントシークレットの生成に関する情報については、Webサイト(https://www.docebo.com/knowledge-base/how-to-activate-and-manage-the-sso-and-api-app/)にアクセスしてください。Appを設定するとき、[付与タイプ]を[リソース所有者パスワード認証情報]に設定する必要があることに注意してください。
Doceboアカウントに接続する
このセクションでは、Doceboコネクターページの [認証情報]および [詳細]ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目にある [スケジュール設定]や[DataSetの名前と説明]に関しては、コネクタータイプのほとんどで共通です。詳細については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
認証情報ペイン
このペインには、Doceboアカウントに接続するための認証情報の入力フィールドが含まれています。下表では、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
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ユーザー名 |
Doceboユーザー名を入力します。 |
パスワード |
Doceboパスワードを入力します。 |
API URL |
DoceboソフトウェアのAPIベースのURL。例:https://doceboapi.docebosaas.com |
クライアントID |
DoceboクライアントIDを入力します。 |
クライアントのシークレット |
Doceboクライアントシークレットを入力します。 |
有効なDocebo認証情報を一度入力しておくと、いつでも同じアカウントを使用して新しいDocebo DataSetを作成できます。コネクターアカウントは、Data Centerの [アカウント] タブで管理できます。このタブについて詳しくは、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、メインとなる[レポート]メニューのほか、選択したレポートタイプに応じて表示/非表示になる様々なメニューが含まれています。
メニュー |
説明 |
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レポート |
実行するDoceboレポートを選択します。以下のレポートが利用できます。
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カスタムフィールドを実際の名前に置き換えますか? |
カスタムフィールドはデフォルトで、field_numberでラベルされています。カスタムフィールドを実際の名前に置換するには、このボックスを選択します。 |
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フィルター |
Doceboレポートに適用したいフィルターを選択します。 |
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受講登録フィルタリング方式 |
受講登録をフィルターする方法を選択します。[All Enrollments]オプションを選択すると、利用可能なすべての受講登録用データが表示されます。[Select Dates]オプションは、指定した日付範囲の受講登録データを取得します。 | ||||||||||||||||
追加フィールドの個々の列 | 追加フィールドを個々の列として取得するには、このチェックボックスを選択します。 | ||||||||||||||||
データを展開 | データ内で展開したい利用可能なシートフィールドを選択します。選択したフィールドで、複数の行にわたって各オブジェクトが表示されます。 | ||||||||||||||||
レポートを選択 | 目的のDoceboサブレポートを選択します。 | ||||||||||||||||
日付の選択 | データの日付形式を選択します。 | ||||||||||||||||
単一の日付 | レポートのデータが特定の日付か、または今日から何日前までの相対的なものかを選択します。 | ||||||||||||||||
特定の日付 | 日付セレクターを使用して特定の日付を選択します。 | ||||||||||||||||
相対日付 | 何日前に遡ってデータを取得したいか、[遡る日数]フィールドに日数を入力します。今日を指定するには「today」または「0」、昨日なら「yesterday」または「1」、過去7日間のデータを取得するには「today-7」または「7」と指定します。 | ||||||||||||||||
日付範囲 | 特定の日付範囲または相対日付範囲を選択します。 | ||||||||||||||||
開始日 - 特定 | 日付セレクターを使用して、日付範囲の 最初の日付を選択します。 | ||||||||||||||||
終了日 - 特定 | 日付セレクターを使用して、日付範囲の最後の日付を選択します。 | ||||||||||||||||
開始日 - 相対 |
データを取得したい過去の日数(開始日)を入力します。終了日 までの日数と組み合わせて、表示する日付の範囲を作成します。 例えば、 開始日 に 「10」 、 終了日 に 「5」 を入力した場合、レポートには 10日前から5日前 のデータが含まれます。 |
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終了日 - 相対 |
データを取得したい過去の日数(終了日)を入力します開始日までの日数と組み合わせて、表示する日付の範囲を作成します。 例えば、開始日に「10」、終了日に「5」を入力した場合、レポートには10日前から5日前のデータが含まれます。 |
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期間 | データの受信を希望する期間を選択します。 | ||||||||||||||||
週の最初の曜日 | 週を開始する曜日を選択します。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
よくある質問
データはどれくらいの頻度で更新できますか?
DoceboのAPIコール制限により、DataSetの更新は1日1回のみにする必要があります。
注意すべきAPI制限はありますか?
Docebo APIコールは、IPアドレスごとに1時間あたり1000コールに制限されています。
このコネクターではどのバージョンのDocebo APIを使用しますか?
このコネクターは、Docebo APIのバージョン1(https://[customerdomain].docebosaas.com/api/v1)を使用します。
各レポートコールによってこのコネクターで呼び出されるのはどのエンドポイントですか?
レポート名 | エンドポイントURL(1つまたは複数) |
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コースの詳細 | /courses |
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