はじめに
OpenWeatherMapは、現在の天気データや天気予報、そして過去データなどの天気データをWebサービスやモバイルアプリケーションの開発者に提供するオンラインサービスです。OpenWeatherMap APIについて詳しくは、OpenWeatherMapのWebサイト(https://openweathermap.org/api)を参照してください。
OpenWeatherMapアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、OpenWeatherMapコネクターユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
主な使用事例 |
一般的な使用事例
このコネクターは、出勤、製品の配信、野外での作業など、気象の動向の影響を受けるあらゆる組織に適しています。 |
主なメトリクス |
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社内における主な権限 |
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平均導入時間 |
1時間未満 |
使いやすさ(1~10段階。1が「最も使いやすい」) |
3 |
必要条件
OpenWeatherMapアカウントに接続しDataSetを作成するには、OpenWeatherMap APIキーが必要です。APIキーは、次のようにして取得できます。
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OpenWeatherMapアカウントにログインします。
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[APIキー]タブをクリックします。
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デフォルトのAPIキーをコピーしてDomoに貼り付けるか、[キーを作成]オプションを使って新しいキーを生成します。
OpenWeatherMapアカウントに接続する
このセクションでは、[OpenWeatherMapコネクター]ページの [認証情報] および [詳細] ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目にある [スケジュール設定]や [DataSetの名前を付け、説明を入力] に関しては、コネクタータイプのほとんどで共通です。詳細については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、OpenWeatherMapアカウントにアクセスする認証情報の入力フィールドがあります。下表では、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
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APIキー | OpenWeatherMap APIキーを入力します。APIキーを取得する方法については、上述の「必要条件」を参照してください。 |
有効なOpenWeatherMap認証情報を入力すると、新しいOpenWeatherMap DataSetを作成するときはいつでも同じアカウントを使うことができます。コネクターアカウントは、Data Centerの [アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、メインの[レポート]メニューの他、選択したレポートタイプに応じて表示/非表示になるその他様々なメニューがあります。
メニュー |
説明 |
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レポート |
実行するOpenWeatherMapレポートを選択します。以下のレポートが利用できます。
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場所を選択: | レポートの場所を都市ID、都市名、緯度と経度、または郵便番号に基づいて設定するかどうかを選択します。最も正確な結果を得るには[ 都市ID]を選択します。 | ||||||||||||
都市ID | 都市IDを入力します。都市IDのリストは、OpenWeatherMapからダウンロードできます。 | ||||||||||||
都市名 | データを取得する都市名を入力します。 | ||||||||||||
緯度 | データを取得したい地域の緯度を入力します。これは小数点以下6桁までのプラスかマイナスの数字です。度-分-秒の形式は受け付けられません。 | ||||||||||||
経度 | データを取得したい地域の経度を入力します。これは小数点以下6桁までのプラスかマイナスの数字です。度-分-秒の形式は受け付けられません。 | ||||||||||||
郵便番号 | データを取得したい地域の郵便番号を入力します。 | ||||||||||||
単位 | ケルビン単位、摂氏単位、または華氏単位で温度データを返すかどうかを選択します。 | ||||||||||||
検索精度 |
最も近い値(精度)を返すか、類似した値(類似)を返すかを選択します。 例えば、これを [精度] に設定し、「Cedar」という名前の都市を検索した場合、レポートは(サーバーによって最適な一致と判断された都市であるため)「Cedar Rapids」のデータを返します。ただし、このパラメーターを [類似] に設定すると、「Cedar City」、「Cedar Hills」、「Cedar」という名前の都市の結果が表示されます。 |
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複数の都市ID |
カンマで区切った都市IDのリストを入力します。例:524901,703448,2643743 都市IDのリストは、OpenWeatherMapからダウンロードできます。 |
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開始日 | 引き出すデータ範囲の開始日を選択します。 | ||||||||||||
終了日 | 引きだすデータ範囲の終了日を選択します。 | ||||||||||||
測候所を選択: | 測候所ID、地理ポイント(緯度と経度に基づく)、または長方形ゾーンに関する測候所データを引き出すかどうかを選択します。 | ||||||||||||
測候所ID | データを取得する測候所のIDを入力します。地理座標を使って測候所を検索し、返ってきたデータのIDを特定することで、測候所IDを見つけることができます。 | ||||||||||||
カウント | 測候所の予定数を入力します。 | ||||||||||||
境界ボックス |
データを取得する長方形ゾーンの座標を入力します。フォーマット:[左上ポイントの経度、左上ポイントの緯度、右下ポイントの経度、右下ポイントの緯度、マップのズームレベル] 例:8.87,49.07,65.21,61.26,6 |
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クラスター | ポイントのサーバークラスタリングを使用するかどうかを選択します。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、このページにないセクションに記載のコネクターのインターフェースについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
トラブルシューティング
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都市名のスペルを再チェックします。
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都市IDを使用している場合は、IDが正しいか確認してください。
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無料APIキーが有効か確認します。
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データの制限や速度が問題になる場合は、有料プランへのアップグレードを検討してください。
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