はじめに
Search Console(旧称Google Webmaster Tools)は、Googleが提供する無料のWebサービスです。このサービスを利用すると、ウェブマスターはインデックス状態を確認し、Webサイトの可視性を最適化することができます。Google Search Console APIの詳細については、Webサイト(https://developers.google.com/webmas...-api-original/)を参照してください。
Googleアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、Google Console Toolsコネクターユーザーインターフェイスに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
主な使用事例 |
このコネクターは、一般的なSEOメトリクスを取得します。 |
主なメトリクス |
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社内における主な権限 |
SEOスペシャリスト |
平均導入時間 |
10時間以下 |
使いやすさ(1から10までのスケールで、1が「最も使いやすい」) |
3 |
ベストプラクティス
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Google Search Consoleのローリングウィンドウは90日に制限されており、2日間の遅延が発生します。コネクターを構築する際には、90日間のデータをすべて取り込むようにコネクターを設定することをお勧めします。そのためには、次の手順に従います。
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[期間]を[日付範囲]、[開始日]を[相対]、[開始日まで遡る日数]を[90]、[終了日まで遡る日数]を[Yesterday-2]に設定します。
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コネクターを1回実行します。
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[開始日]と[終了日]を[相対]、[開始日まで遡る日数]を[Yesterday-2]、[終了日まで遡る日数]を[Yesterday-2]に設定します。
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更新設定を[追加]にして、毎日実行するようにスケジュールを更新します。
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実行せずにDataSetを保存します。
コネクターはスケジュールに従って実行され、新しいデータが毎日追加されます。
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Google Search Console APIからのデータは、遅れる傾向があります(場合によっては数日)。
必要条件
Googleアカウントに接続してDataSetを作成するには、Googleの認証情報が必要です。
Google認証情報を使用してアカウントを作成できますが、実際にGoogle Search Consoleの機能を使用していなければ、このコネクターを使用してデータに接続できません。
Googleアカウントに接続する
このセクションでは、Google Search Consoleコネクターページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページの他のペインのオプションである[スケジュール設定]と[DataSetに名前を付けて説明を入力]については、ほとんどのコネクターで共通しています。詳細については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
認証情報ペイン
DomoのGoogle Search Consoleは、接続にOAuthを使用します。 このため、Domo内での認証情報の入力は必要ありません。[接続]をクリック(または、Domoに既存のGoogle検索コンソールアカウントがある場合は[アカウントを追加]を選択)すると、Google Search Console OAuth画面が開き、Googleの認証情報を入力できます。有効なGoogleの認証情報を入力した後は、新しいGoogle Search ConsoleDataSetを作成する際に常に同じアカウントを使用できるようになります。コネクターのアカウントはData Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「 コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、メインとなる [レポート] メニューのほか、選択したレポートタイプに応じて表示/非表示になる様々なメニューが含まれています。
メニュー |
説明 |
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レポート |
実行するGoogle Search Consoleレポートを選択します。以下のレポートが利用できます。
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連結データを取得 | 単一行で指定した日付範囲の連結データを取得するには、このチェックボックスを選択します。日付範囲内の各日付のデータを独立した行として取得するには、このボックスのチェックを外したままにします。 | ||||
検索ディメンションを選択 | 情報を取得したいディメンションを選択します。 | ||||
サイトを選択 | データを取得するサイトを選択します。 | ||||
サイトマップを選択(エラー、警告) | データを取得するサイトマップを選択します。エラーと警告の数とともにURLがリストされます。例:www.domo.com (1,0)(DomoのWebサイトにはエラーが1個と警告が0個あります)。 | ||||
期間 |
特定の日付、または日付範囲のデータを取得するかどうかを選択します。 |
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レポートの日付 |
レポートのデータが特定の日付、または今日から何日前までのものかを選択します。 |
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特定の日付を選択 |
レポートの日付を選択します。 |
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遡る日数 |
レポートに表示する遡る日数を入力します。 |
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開始日 |
日付範囲の 最初の日付が特定の日付か相対的な日付かを指定します。 範囲の最後の日付は、 [終了日] で選択します。 |
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終了日 |
日付範囲の2番目の日付が特定の日付なのか、相対的な日付なのかを指定します。日付範囲の最初の日付は [開始日]で選択します。 |
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特定の開始日を選択 |
日付範囲の 最初の日付を選択します。 |
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特定の終了日を選択 |
日付範囲の2番目の日付を選択します。 |
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開始日まで遡る日数 |
レポートで表示する、最も過去の日までの日数を入力します。 [終了日まで遡る日数] と組み合わせることによって、表示日数の範囲を作成できます。 例えば、 [開始日まで遡る日数] に 10 、 [終了日まで遡る日数]に 5 を入力した場合、レポートには、今日から数えて 10日前から 5日前のデータが含まれます。 |
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終了日まで遡る日数 |
レポートで表示する、直近の日までの日数を入力します。 [開始日まで遡る日数] と組み合わせることによって、表示される日の範囲を作成できます。 例えば、 [開始日まで遡る日数] に 10 、 [終了日まで遡る日数]に 5 を入力した場合、レポートには、今日から数えて 10日前から 5日前のデータが含まれます。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、更新に関するオプションなど、ほかのセクションに記載されているコネクターのインターフェースについては、「 データコネクターを使用してDataSetを追加する 」を参照してください。
トラブルシューティング
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Google Search ConsoleのフロントエンドUIとAPIに違いがあることも珍しくはありません。あまりにも差異が大きい場合は、レコードが重複していないことを確認してください。重複があった場合、DataSetで完全な置き換えを実行し、毎日の追加スケジュールをリセットします。
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追加する検索ディメンションが多くなるほど、データの合計がGoogle Search Consoleのフロントエンドに表示される合計と一致する可能性が低くなります。これは、Google Search Console APIがDomoにデータを送信するときに、データを分割することが原因です。Domoのデータを確認する場合は、このリンク(https://developers.google.com/apis-e...nalytics.query)をクリックして、DomoのデータがGoogle Search Consoleが返すものと一致するかどうかを確認してください。Google Searchのフロントエンドの合計をDomoと比較する場合は、コネクターの検索ディメンションを選択しないでください。
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