はじめに
Marketoはマーケティングオートメーション企業で、B2Bマーケター向けの自動化マーケティングやデマンドジェネレーションソフトウェアとサービスを開発しています。Marketoは、電子メール、モバイル、ソーシャルメディア、デジタル広告、ウェブ管理、分析などのアカウントベースのマーケティング自動化ソフトウェアを提供しています。Marketo Bulk APIコネクターを活用すると、リードとアクティビティのデータをDomoで表示できます。Marketo Bulk APIの詳細については、 https://developers.marketo.com/rest-api/bulk-import/を参照してください。
Marketo Bulk APIコネクターは「クラウドApp」コネクターであるため、クラウドに保管されたデータの取得が可能です。Data Centerでウィンドウ上部のツールバーで[クラウドApp]をクリックすると、これを含むほかのクラウドAppコネクターのページにアクセスできます。
Marketoアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、Marketo Bulk APIコネクターユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加、更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
主な使用事例 |
デジタルマーケティングキャンペーンのパフォーマンスレポートの作成と最適化。 |
主なメトリクス |
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社内における主な権限 |
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平均導入時間 |
約50時間 |
使いやすさ(1~10段階。1が「最も使いやすい」) |
5 |
必要条件
Marketoアカウントに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
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カスタムサービスの作成中に生成されたMarketoクライアントIDとクライアントシークレット。これらの情報を探すには、Marketoにサインインし、[Admin] > [Launchpoint] と進み、[詳細]をクリックしてカスタムサービス(通常は「Domo」という名前になっています)を参照します。
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「エンドポイント」URLと「アイデンティティー」URL。「エンドポイント」URLと「アイデンティティー」URLを取得するには、Marketoで [Admin] > [Integration] > [Web Services] に進みます。
Marketoカスタムサービス作成手順の説明については、http://developers.marketo.com/documentation/rest/custom-service/を参照してください。
Marketoアカウントに接続する
このセクションでは、Marketo Bulk APIコネクターページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目にある [スケジュール設定]や [DataSetの名前と説明] に関しては、コネクタータイプのほとんどで共通です。詳細については「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、Marketoアカウントにアクセスするための認証情報の入力フィールドがあります。下表では、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
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クライアントID | カスタムサービスの作成中に生成されたMarketoクライアントIDを入力します。 |
クライアントシークレット | カスタムサービスの作成中に生成されたクライアントシークレットを入力します。 |
エンドポイントURL | カスタムサービス作成時に提供された、「rest」エンドポイントURLを入力します。例:https://100-AEK-913.mktorest/com/rest |
アイデンティティーURL | カスタムサービス作成時に提供された、「アイデンティティー」URLを入力します。例:https://100-AEK-913.mktorest.com/identity |
有効なMarketo認証情報を一度入力しておくと、いつでも同じアカウントを使用して新しいMarketo Bulk API DataSetを作成することができます。コネクターアカウントは、Data Centerの[アカウント]タブで管理できます。このタブの詳細については、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、メインの[レポート]メニューの他、選択したレポートタイプに応じて表示/非表示になるその他様々なメニューがあります。
メニュー |
説明 |
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レポート |
実行するMarketo Bulk APIレポートを選択します。以下のレポートが利用できます。
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リードフィールド | データを取得するリードプロパティを選択します。 | ||||
フィルタータイプ | 取得するデータをフィルターを適用する方法を選択します。 | ||||
インポートタイプ |
データをインポートする方法を選択します。 このDataSetをスケジュールする際に、最初の実行で更新方法の追加モード([スケジュール] -> [更新方法] -> [追加])を選択すると、Domoは選択した日付パラメーターを使用してこのDataSetを実行し、以降のすべての実行の最後の実行のデータを取得します。または、Domoは選択した日付パラメーターを使用してこのDataSetを実行します。 |
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レポートの日付 | 取得するデータの日付形式を選択します。 | ||||
単一の日付 | レポートのデータが特定の日付か、または今日から何日前までの相対的な日付かを選択します。 | ||||
日付範囲 | 特定の日付範囲または相対日付範囲を選択します。 | ||||
期間 | データを受信する期間です。 | ||||
スマートリスト | データを取得するスマートリストを選択します。 | ||||
静的リスト | データを取得する静的リストを選択します。 | ||||
アクティビティタイプ | データを取得するアクティビティタイプを選択します。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、オプションの更新など、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
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