はじめに
Data Centerにある[アカウント]タブでは、DataSetに関連付けられているアカウントをコネクターを通じて追加、削除できます。各アカウントは、コネクターの名前とロゴ、アカウントに関連付けられているメールアドレス、このアカウントから情報が追加されているDataSetの数とともに、リストの中のアイテムとして表示されます。閲覧および管理ができるのは、自分のアカウントおよび自分と共有しているアカウントのみです。ただし、ほかのユーザーのアカウントへのDataSetの転送や、DataSetに関連付けられたアカウントの変更は可能です。コネクターアカウントをシェアすると、ほかのユーザーはそのコネクターを使ってDataSetを作成することができます。
あるアカウントのOAuthトークンの有効期限切れが近づくと、Domoまたはメール/SMSに通知が届きます。通知の基本設定については、「通知とアラート設定をカスタマイズする」を参照してください。
Domoからユーザーを削除して、そのユーザーのDataSetを別のユーザーに割り当て直した場合、そのDataSetのアカウントの権限は、そのユーザーに受け渡されません。アカウントの所有権を手動で委譲する必要があります。詳細は、「Domoからユーザーを削除する」を参照してください。
このタブのレイアウトの詳細については、「Data Centerのレイアウト」を参照してください。
[アカウント]タブにアクセスする
[アカウント]タブにはData Centerからアクセスします。
[アカウント]タブにアクセスするには:
1. 画面上部のツールバーの[データ]をクリックします。
デフォルトでは、[DataSet]タブが開いた状態でData Centerが開きます。
2. [アカウント]タブを開くには、画面左側にあるアイコンをクリックします。
以下のいずれかの操作でDomoにアカウントを追加することができます。
-
DomoにDataSetを追加し、新規アカウント情報を入力します(既存のアカウントを選択するのではありません)。入力した新規アカウント内容は、自動的に[アカウント]ビューに表示されます。この方法の詳細は、「コネクターでDataSetを追加する」を参照してください。
-
[アカウント]ビューにある[アカウントを追加]をクリックし、ウィザードの手順に従います。
[アカウント]ビューからDomoにアカウントを追加するには:
-
[アカウント]で、[アカウントを追加]をクリックします。
-
目的のコネクターを選択します。
-
[接続先]ボタンをクリックします。
-
接続情報を入力します。
-
[終了]をクリックします。
新規アカウントに入力した内容が[アカウント]ビューの項目に表示されます。
アカウントを削除する
[アカウント]ビューからは、任意のアカウント項目を切断(削除)することができます。このアカウントを使用するDataSetとの関連付けが解除され、更新も停止します。
[アカウント]ビューでアカウントを削除するには:
-
削除したいアカウントにマウスポインターを合わせます。
-
をクリックして、[アカウントを削除]を選択します。
-
[アカウントを削除]をクリックして確認します。
アカウントに関連付けられているDataSetを閲覧する
[アカウント]ビューでは、各アカウントに関連付けられているDataSetの一覧を確認できます。リストの中のDataSet名をクリックすると、任意のDataSetを詳細に確認できます。
アカウントに関連付けられているDataSetを閲覧するには:
-
[アカウント]のリスト化されたアカウントで、DataSet列のアイテムにマウスポインターを合わせます。
関連付けられているDataSetの一覧が表示されます。 -
DataSetの名前をクリックして、そのDataSetの詳細ページを表示します。
アカウントのコネクターを再接続する
認証にOAuthを使用するコネクターは、必要に応じて[アカウント]タブで再接続することができます。OAuthトークンの有効期限が切れた場合、再接続のために認証情報を再入力しなければならない場合があります。
アカウントのコネクターを再接続するには:
-
再接続したいアカウントにマウスポインターを合わせます。
-
をクリックして、[再接続]を選択します。
-
(条件付き)認証情報の入力や、Domo へのアカウントアクセスの許可を求められた場合は承諾します。
アカウント名を変更する
アカウントを作成する際に、[アカウント]タブで追加する、または新しいDataSetに必要事項を記入することで、そのアカウントはコネクターの名前で表示されます。たとえば、Facebook用のアカウントを追加すると、そのアカウントは「Facebookアカウント」と呼ばれます。 同じコネクターに対して後から追加したアカウントは、この名前を共有します。そのため、同じコネクターの複数のアカウントを区別しづらくなります。この問題は、[アカウント]タブでアカウントに固有の名前を付けることで解消します。
アカウントの名前を[アカウント]タブで変更するには:
-
アカウント名をクリックします(ギアメニューの[アカウントを編集]を選択することもできます)。
アカウント名と認証が開き、編集できるようになります。 -
アカウントの新しい名前を入力します。
-
[変更を保存]をクリックします。
コネクターアカウントの認証情報を編集する
(OAuthを使用するのではなく)手動で認証情報を入力する必要があるコネクターの場合、必要に応じて[アカウント]タブで認証情報を編集することができます。
[アカウント]タブでコネクター情報を編集するには:
-
編集したいアカウントをクリックします(ギアメニューの[アカウントを編集]を選択することもできます)。
-
必須フィールドに必要な認証情報を入力します。
-
[変更を保存]をクリックします。
コネクターアカウントを共有する
コネクターアカウントを共有すると、ほかのユーザーはそのコネクターを使ってDataSetを作成することができます。アカウントを共有するユーザーは、コネクターを使ってDataSetを設定する際にアカウント情報を閲覧または編集できません。アカウントの所有者のみがアカウント情報を閲覧、編集することができます。
ほかのユーザーから共有されたアカウントは、[アカウント]タブで確認できます。共有されているアカウントはグレー表示になります。共有アカウントは、コネクター経由でシステムにアクセスするためにのみ使用できます。
アカウントを別のユーザーと共有するには:
1. 共有したいアカウントにマウスポインターを合わせます。
2. をクリックして、[アカウントを共有]を選択します。
3. 選択したアカウントの[アカウントをシェア]アクセスダイアログが表示され、このアカウントからDataSetへのアクセス権を持つユーザーが一覧表示されます。
4. [ユーザーを追加...]検索バーをクリックして、アカウントを共有したいユーザー名を検索します。
5. 目的のユーザーを選択し、[追加]をクリックします。
6. 新しく追加されたユーザーが[シェアしているユーザー:]セクションに表示されます。同じ処理を繰り返すと、アカウントを共有したい複数のユーザーを追加できます。
選択したユーザーには、このアカウントに関連付けられているDataSetへのアクセス権限が与えられます。
ユーザーアカウントを削除する
以前に追加したアカウントからユーザーを削除できます。削除されたユーザーは、それ以降、DataSetにアクセスできなくなります。
ユーザーのアカウントへのアクセスを無効にするには:
1. アクセスを削除したいアカウントにマウスポインターを合わせます。
2. をクリックして、[アカウントをシェア]を選択します。
3. ダイアログの[シェアしているユーザー:]に、このアカウントからDataSetへのアクセス権限を持つユーザーが一覧表示されます。
4. アクセス権を削除するユーザー名の前にある記号をクリックします。
5. アクセス権を削除する削除するユーザー名の前にあるをクリックすると、同様の操作で複数のユーザーのアカウントアクセス権を削除できます。
これで、このアカウントに関連付けられているDataSetへのこのユーザーのアクセスが無効になります。
複数のDataSetの管理者権限を委譲する
あるユーザーから別のユーザーに複数のDataSetの所有権(と管理)を一括で委譲することができます。これは、あるユーザーが退社したり、複数ユーザーを整理したりする際に役立ちます。
管理者権限を委譲すると、別のユーザーがDataSetを管理しますが、関連ユーザーは引き続きその接続アカウントで指定されている認証情報を使って接続します。ただし、所有者または管理者が該当DataSetを別の接続アカウントを使用するように設定した場合はこの限りではありません。
管理者権限を委譲した後は、どちらのユーザーも[アカウント]タブの関連DataSetを閲覧することができますが、関連付けられたDataSetを管理できるのは、管理者権限を持ったユーザーのみです。サードパーティのシステムに接続してデータを取得する時に、別の接続アカウントの認証情報を使用するようにDataSetを設定したい場合は、接続アカウントを変更してください。詳細は、「複数のDataSetの接続アカウントを変更する」を参照してください。
注記:複数のDataSetの管理者権限を委譲するには、以下が必要です:
- すべてのDataSetの所有者であるか、「管理者」のデフォルトのセキュリティ権限、または「DataSetを管理」権限が有効化されたカスタム権限を持っている必要があります。
デフォルトセキュリティ権限が「パワーユーザー」または「編集ユーザー」のユーザーは、自分自身に関連付けられたDataSetの管理者権限のみを別のユーザーに割り当てることができます。一方、デフォルトセキュリティ権限が「管理者」のユーザーは、任意のユーザーに関連付けられたDataSetの管理者権限を割り当てることが可能です。デフォルトのセキュリティ権限の詳細については、「デフォルトのセキュリティ権限リファレンス」を参照してください。カスタム権限の詳細については「権限を管理する」を参照してください。 - 管理者権限を一括委譲する時は、関連付けられたユーザーのDataSetすべてのDataSet管理者権限を割り当てなければなりません。
特定ユーザーに関連付けられているDataSetの管理者権限を委譲するには:
1. [アカウント]のリスト化されたアカウントで、DataSet列のアイテムにマウスポインターを合わせます。関連付けられているDataSetの一覧が表示されます。
2. [所有者を変更]をクリックします。
3. [DataSetを委譲]ウィンドウがポップアップ表示されます。[管理者権限を委譲]をクリックします。
4. [管理者権限を委譲]ダイアログが表示されます。
5. DataSetの管理者権限を委譲したいユーザーの名前を入力し、[管理者権限を委譲]をクリックします。
そのユーザーの項目が、ユーザーの[アカウント]タブに追加されます。
複数のDataSetの接続アカウントを変更する
複数のDataSetがサードパーティのシステムに接続してデータを取得する際に使用する認証情報は、接続アカウントを別のものに変更することで一括変更できます。以下の状況などに便利です:
-
接続アカウントを本番のためではなく開発用として使用していた場合
-
アカウントを統合する必要がある場合
-
接続アカウントの権限が不十分な場合
-
接続アカウントに認証情報の変更が必要な場合(接続アカウントを作成してDataSetをそこに追加する必要がある場合)
接続アカウントを変更すると、サードパーティのシステムに接続してデータを取得する時に、接続アカウントの認証情報を使用するよう関連DataSetが設定されます。
接続アカウントを変更すると、以前の接続アカウントが切断され、関連付けられているDataSetがない場合には削除されます。
注記:複数DataSetの接続アカウントを変更するには以下が必要です:
-
すべてのDataSetの所有者であるか、「管理者」のデフォルトのセキュリティ権限、または「DataSetを管理」権限が有効化されたカスタム権限を持っている必要があります。
デフォルトセキュリティ権限が「管理者」、「パワーユーザー」、または「編集ユーザー」のユーザーは、自分のユーザー関連DataSetの接続アカウントを自分の接続アカウントのいずれかから別の接続アカウントに変更することのみが可能です。デフォルトのセキュリティ権限の詳細については、「デフォルトのセキュリティ権限リファレンス」を参照してください。カスタム権限の詳細については「権限を管理する」を参照してください。
複数DataSetに使用されている接続アカウントを変更する前にアカウントの所有権を統合する必要がある場合は、アカウントの変更前にまず管理者権限を委譲します。詳細については、「複数のDataSetの管理者権限を委譲する」を参照してください。 -
接続アカウントを一括変更する場合、関連ユーザーのすべてのDataSetの接続アカウントを変更する必要があります。
-
両方の接続アカウントがともに同じデータコネクターを使用している必要があります。
複数DataSetの接続アカウントを変更するには:
-
サードパーティシステム用のアカウントに適した正しいOAuth情報を使用していることを確認します。
通常、データプロバイダーの各アカウントにはサードパーティのシステムで同じアクセス権限を含んでいます。ただし、ユーザーアクセスに依存したDataSetを意図的に使用したい場合はこの限りではありません。
Domoで認証アカウントを作成する前に、同じウェブブラウザーを使って新規タブまたは新規ウィンドウでサードパーティシステムにサインインできます。 -
[アカウント]のリスト化されたアカウントで、DataSet列のアイテムにマウスポインターを合わせます。ー
関連付けられているDataSetの一覧が表示されます。 -
[所有者を変更]をクリックします。
-
[アカウントを変更]をクリックします。
このオプションは、このコネクターに対して2つ以上のアカウントを持っている場合にのみ利用できます。アカウントを確認できるのは自分だけです。 -
DataSetの移動先のアカウントを選択します。
-
[アカウントを変更]をクリックします。
DataSetの接続アカウント変更後、Domoに正しくデータが送信されていることを確認します。正しく送信されない場合、サードパーティシステムのアカウントの権限を確認してください。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。