はじめに
形状ゲージでは、45個のさまざまな画像を使用して現在の値を示します。異なる画像を使用して異なる範囲を示すことによって、現在の値がポジティブ、ニュートラル、またはネガティブのいずれであるかをユーザーに伝えることができます。Domoで従来使われていたこの種のゲージの例としては、フェイスゲージグラフがあります。このグラフでは、ポジティブな範囲の値では緑色の笑顔、中間の値ではオレンジ色のすまし顔、ネガティブな値では赤色の怒り顔が表示されます。
このような顔の他に、形状ゲージでは次の形状をすべて使用できます。
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正方形、円、三角形、五角形、八角形などのさまざまな形状
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上向きの親指と下向きの親指
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離陸する飛行機と着陸する飛行機
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稲妻
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完全放電した電池、半分放電した電池、完全充電した電池
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その他多数
また、色をカスタマイズしてバリエーションを増やすと、さらに多くのオプションを選択できます。
形状ゲージでは、最大10個の範囲を使用できます。
Domoの他のタイプのゲージとして、単値ラベル、塗りつぶしゲージグラフ, プログレスバー, 放射状ゲージ、および塗りつぶし比較ゲージグラフがあります。
形状ゲージを作成する
形状ゲージには、DataSetの1列のデータまたは1行のデータ(値データ)のみが必要です。値データは、[計算]メニューで選択した内容に基づいて集計されます(このメニューには、[パネル値] の横にある列名をクリックしてアクセスします)。例えば、[合計] を選択すると列の値が合計され、この合計値がゲージに使用されます。[集計なし] を選択すると、DataSet内の最初の値が使用されます。値、カテゴリー、系列データの詳細については「チャートデータについて」を参照してください。
Analyzerで形状ゲージのデータを含む列を選択します。データ列の選択の詳細については「DataSetの列をチャートに適用する」を参照してください。
Analyzerでチャートの形式を設定する方法の詳細については「 KPIカード作成パート2:Analyzer」を参照してください。
次の図は、典型的な列ベースのスプレッドシートのデータがどのように形状ゲージに変換されるかを示しています。
形状ゲージをカスタマイズする
[チャートの設定] を編集することにより、形状ゲージの外観をカスタマイズできます。すべてのチャート設定については「チャートの設定」を参照してください。ゲージのプロパティの詳細については「ゲージのプロパティを設定する」を参照してください。形状ゲージに固有のプロパティには、以下があります。
プロパティ |
説明 |
---|---|
[一般] > [データ処理なし] |
ゲージにデータが送信されない場合の処理を決定します。メッセージを表示する(既定)、ゲージの値を0に設定する、または空白のゲージを表示する、のいずれかを選択できます。 |
[範囲 1-10] > [最小値] |
選択した範囲の最小値を指定できます。 |
[範囲 1-10] > [最大値] |
選択した範囲の最大値を指定できます。 |
[範囲 1-10] > [色] |
選択した範囲の色を指定できます。 |
[範囲 1-10] > [記号] |
選択した範囲の画像を指定できます。 |
[範囲外] > [色] |
現在の値が設定した範囲内にない場合に使用する色を指定できます。 |
[範囲外] > [記号] |
現在の値が設定した範囲内にない場合に使用する記号を指定できます。 |
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