はじめに
比較パネルは、比較塗りつぶしパネルをシンプルにしたものです。比較塗りつぶしパネルと同様に、比較パネルは前の値と現在の値との変化の度合いを表示します。違いは、グラフィカルな要素がなく、割合の数値だけで構成されており、最小値、最大値、目標値が必要ない点です。
変化の程度は、割合または値で表示することができます。あるいは、現在の数値のみを表示するようにすることもできます。この設定は[チャートの設定]で変更することができます。
Domoの他のタイプのゲージとしては、単値ラベル、放射状ゲージ、フェイスゲージグラフ、プログレスバーと比較塗りつぶしパネルがあります。
比較ゲージグラフを作成する
比較ゲージグラフは、DataSet.から2つのデータの列または行を必要としますこのうちの1つはゲージの現在の数値を含み、もう一方は以前の数値を含みます。
DataSetに複数の行がある場合、1行目のみを使用します。集計は行われません。
Analyzerでは、塗りつぶし比較ゲージグラフのデータを含む列を選択します。データ列の選択について詳しくは、「DataSetの列をチャートに適用する」を参照してください。
Analyzerでチャートをフォーマットする方法について詳しくは、「可視化カード作成パート2:Analyzer」を参照してください。
次のグラフは、典型的な列ベースのスプレッドシートで、前と現在の値列のデータがどのように比較ゲージグラフに変換されるかを示しています。
比較パネルをカスタマイズする
[チャートの設定]で、比較ゲージグラフの外観をカスタマイズできます。すべてのチャートの設定については「チャートの設定」を参照してください。パネルのプロパティについて詳しくは、「パネルのプロパティを設定する」を参照してください。
プロパティ |
説明 |
---|---|
一般 > 色の方向 |
ゲージで緑の塗りつぶしが正(デフォルト)の変更を表すか、負の変更を表すかを決めます。正が緑で表される場合、マイナスは赤で表されます。逆に、緑でマイナスを表す場合は、正が赤になります。 |
一般 > 表示された値 |
表示された数値が以前と現在の数値の間の変更割合になるのか(デフォルト)、実際の変更数値になるのか、現在の数値になるのかを決めます。 例えば、DataSetの以前の数値が30で現在の数値が55の場合は、[割合変更]を選択するとゲージでは「83.3%」と表示されます。これは、30と55の間で変更された割合です。[数値変更] を選択すると、ゲージに「25」と表示されます。これは2つの数値の実際の差です。 このプロパティで[数値変更]または[現在の数値]を選択する場合は、 [数値形式]を[数値]に設定してください。そうしない場合、ゲージの数値に不要な%記号が表示されます。同様に、[割合変更]を選択する場合は、[数値形式]を割合(%)に設定してください。 |
一般 > 値のフォーマット |
ゲージ値の表示に割合の記号(%)を使用するか、通貨記号を使用するか、数値をそのまま表示するかを決定します。 |
一般 > ラベルを表示 |
「現在」という単語をゲージ値の上に表示するかを決定します。 |
一般 > 色を上書き |
ゲージの色を選択することができます。このプロパティで色を選択すると、色の方向プロパティで選択した色が変更されます。つまり、「緑は数値アップ、赤は数値ダウンを示す」という標準的なルールは適用されません。 |
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