はじめに
Amazon AthenaはS3バケットからビッグデータを簡単にクエリできるサービスです。Amazon Athena Unloadコネクターを使用して、Domoインスタンスから常にデータにアクセスすることができます。このコネクターが使用するSDKは、ユニークオブジェクトIDを使用してクエリをS3バケットにアンロードし、S3オブジェクトを解析します。DomoのAmazon Athena Unloadコネクターを使用すると、即座に接続と可視化を行い、S3クエリ処理でビッグデータからインサイトが得られます。Amazon Athena APIについて詳しくは、製品ドキュメンテーション(https://aws.amazon.com/documentation/athena/)を参照してください。
Amazon Athenaのアカウントには、Data Centerから接続します。このトピックでは、Amazon Athena Unloadコネクターのユーザーインターフェースに固有のフィールドとメニューについて説明します。DataSetの追加や更新スケジュールの設定、DataSet情報の編集に関する一般的な情報については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
必要条件
Amazon Athenaアカウントに接続してDataSetを作成するには、以下が必要です。
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AWSアクセスキー
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AWSシークレットキー
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クエリ出力を書き込むAmazon S3の場所。この場所は、Athena Webコンソールの[設定]で確認することができます。例:s3://aws-athena-query-results-1234-us-west-2/
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AWSリージョン。
AWSの認証情報を取得する方法については、Webサイト(http://docs.aws.amazon.com/general/latest/gr/aws-sec-cred-types.html)を参照してください。
必要なPermissionポリシー
AthenaやAmazon S3 bucketなどのAWSサービスやリソースへのアクセス権を得るには、アプリケーションにJDBCドライバーの認証情報を指定します。JDBCドライバーを使用している場合は、AmazonAthenaFullAccess管理ポリシーに記載されているすべてのアクションがIAM Permissionポリシーに含まれていることを確認します。
AmazonAthenaFullAccess
管理ポリシーはAthenaへのフルアクセスを許可します。
管理ポリシーの内容は変更されるため、ここに表示されるポリシーは古くなる可能性があります。最新のポリシーについてはIAMコンソールを確認してください。
{ "Version": "2012-10-17", "Statement": [ { "Effect": "Allow", "Action": [ "athena:*" ], "Resource": [ "*" ] }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "glue:CreateDatabase", "glue:DeleteDatabase", "glue:GetDatabase", "glue:GetDatabases", "glue:UpdateDatabase", "glue:CreateTable", "glue:DeleteTable", "glue:BatchDeleteTable", "glue:UpdateTable", "glue:GetTable", "glue:GetTables", "glue:BatchCreatePartition", "glue:CreatePartition", "glue:DeletePartition", "glue:BatchDeletePartition", "glue:UpdatePartition", "glue:GetPartition", "glue:GetPartitions", "glue:BatchGetPartition" ], "Resource": [ "*" ] }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:GetBucketLocation", "s3:GetObject", "s3:ListBucket", "s3:ListBucketMultipartUploads", "s3:ListMultipartUploadParts", "s3:AbortMultipartUpload", "s3:CreateBucket", "s3:PutObject" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::aws-athena-query-results-*" ] }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:GetObject", "s3:ListBucket" ], "Resource": [ "arn:aws:s3:::athena-examples*" ] }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "s3:ListBucket", "s3:GetBucketLocation", "s3:ListAllMyBuckets" ], "Resource": [ "*" ] }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "sns:ListTopics", "sns:GetTopicAttributes" ], "Resource": [ "*" ] }, { "Effect": "Allow", "Action": [ "cloudwatch:PutMetricAlarm", "cloudwatch:DescribeAlarms", "cloudwatch:DeleteAlarms" ], "Resource": [ "*" ] } ] }
Amazon Athenaアカウントに接続する
このセクションでは、Amazon Athena Unloadコネクターページの[認証情報]および[詳細]ペインのオプションについて説明します。このページのほかのペインの項目にある[スケジュール設定]や[DataSetの名前を付け説明を入力]に関しては、ほとんどのタイプのコネクターで共通しています。詳細については、「データコネクターを使用してDataSetを追加する」を参照してください。
[認証情報]ペイン
このペインには、Amazon Athenaアカウントにアクセスするための認証情報を入力するフィールドがあります。下表では、各フィールドに必要な内容を説明しています。
フィールド |
説明 |
---|---|
アクセスキー | AWSアクセスキーを入力します。 |
シークレットキー | AWSシークレットキーを入力します。 |
S3 Staging Directory | クエリ出力を書き込むAmazon S3の場所を入力します。この場所は、Athena Webコンソールの[設定]で確認することができます。例:s3://aws-athena-query-results-1234-us-west-2/ |
リージョン | AWSリージョンを選択します。 |
ワークグループ | ワークグループを入力します。 |
有効なAmazon Athena認証情報を一度入力しておくと、いつでも同じアカウントを使用して新しいAmazon Athena DataSetを作成することができます。コネクターのアカウントはData Centerの[アカウント]タブで管理することができます。このタブについて詳しくは、「コネクターのユーザーアカウントを管理する」を参照してください。
[詳細]ペイン
このペインには、クエリの入力やレポートの設定のためのオプションが多数含まれています。
メニュー |
説明 |
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---|---|---|---|
レポート |
実行するAmazon Athena Unloadレポートを選択します。現時点では、使用できるレポートタイプは1つだけです。
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||
データベース名 |
クエリを実行するデータベースを選択します。 |
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クエリ |
実行するSQLクエリを入力します(例:select * from table_name)。 |
その他のペイン
スケジュール設定、再試行、更新に関するオプションなど、コネクターインターフェースのその他のペインに表示されるオプションについては、「 データコネクターを使用してDataSetを追加する 」を参照してください。
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